皆さんこんにちは
昨年11月25日の予約受付開始日に何とか予約ができた、東京ディズニーリゾートのディズニーランドホテルで昨年12月26日から1月31日まで提供される限定メニュー、ワンス・アポン・ア・ドリームセットをいただきに、ドリーマーズ・ラウンジに行ってきました
こちら、オードブル+軽食+デザート(コーヒー又は紅茶付)で構成された5,700円のセットとなっております。
飲み物はプラス500円で、季節のプレミアムティーに変更可能。現在のラインナップは、
・ アッサムフラワリー・オレンジペコー
・ アイリッシュウイスキークリーム
・ グリーンルイボスストロベリークリーム
となっています。
せっかくなので、プラス500円でアイリッシュウイスキークリームの紅茶をいただきました。
茶葉の原産地は表示にありませんでしたが、以前、通常ラインナップのフレーバーグリーンティをいただいた時、ドイツの紅茶専門店ロンネフェルトの「モルゲンタオ」が提供されたので、おそらくロンネフェルトのものではないかと思います。
ロンネフェルトでは、茶葉自体は「アイリッシュモルト」という商品名で売られていますが、「モルト」(大麦の麦芽)という単語自体が大麦の麦芽のみを原料とするウイスキーを指す言葉としても使われることや、おススメの飲み方がミルクティーであることから、紅茶を提供するお店では「アイリッシュウイスキークリーム」と表示されることが多いようです。
ロンネフェルトのアイリッシュモルトは、アッサムティーにアイリッシュウイスキーとカカオの香りを付けているようですね(ちなみにアルコールは含まれていません)。
そして、紅茶が運ばれて来た時に、ポットの形を見て確信。
これは、ロンネフェルトが特許を取得した、「スリーピングポット」です
このポット、茶葉を入れるスペースと茶漉しが内部で分離した構造になっていて、ポットを起こすと茶葉と茶液が分離し、寝かすと茶葉が茶液に浸されて紅茶が抽出されるという優れモノ。
このように、斜め置きもできて、お好みの濃さでお茶を楽しむことができます。
さて、今回いただいたアイリッシュウイスキークリームですが、キャストさんにこのポットの使い方を説明していただいた際、ポットのフタを開けただけで、アイリッシュウイスキーの芳醇な香りが漂って来るほどの香り高い紅茶でした
食事の方も、見た目に楽しく、味は本格的で美味しい。
最初のオードブルはケーキスタンドに載せられて提供されました。
一番上の段は、サーモンとマスカルポーネチーズのサンドイッチ、カニとフェンネルのカクテル、スモークホタテとカリフラワーのムース。
この中では、サーモンとマスカルポーネチーズのサンドイッチが特に印象的でした。
クリームチーズとスモークサーモンはポピュラーな組み合わせだと思いますが、軽い酸味のあるマスカルポーネチーズが使われていることで、クリームチーズで作るものよりも軽く爽やかで食べやすい味でした。
二段目は、ココアバゲット・フィユテとオリーブ入りのチーズブレッド。
ココアバゲットのフィユテは甘味は無く、カカオの香りのするパイ状の生地の上に塩が少し振られていて、クロテッドクリームでいただきます。
チーズブレッドの方は、もっちりとしたチーズ味のパンで、ポン・デ・ケージョにも似ているんですが、オリーブの香りが加わることで、より上品な味わいでした。
三段目は、チェリートマトのキャンディー仕立て、ポルチーニとマロンクリームのタルト、西京味噌風味のクリームチーズ入りマカロン。
この中では、マカロンが一番印象的でした。あくまで「クリームチーズ」とのことなんですが、米麹の香りと甘味がしっかりと出ていて、本当に西京味噌のような味です…これはビックリ
キャンディー仕立てのチェリートマトは、りんご飴のような飴でチェリートマトをコーティングしています。見た目がかわいらしいですね。
オードブルに続いて、リゾットが提供されました。
サフランが香るリゾットに、オマール海老とホタテ、ムール貝が添えられた贅沢な内容で食べ応えがありました。
そしてデザートプレートはリンゴのコンポートの入ったキャラメルムースとアーモンドミルクのシャーベット。
見た目のかわいらしさとは裏腹に、少し苦めのキャラメルが使われていて、大人の味で非常に美味しかったです。
ムースの方がしっかりとしたサイズと味なので、アーモンドミルクのシャーベットは軽くて食べやすく、良い組み合わせだと思いました。
全体のボリュームは、アフタヌーンティーよりは食べ応えがあった一方、コース料理との比較では、ランチ・コースよりも軽い感じです。
午後の遅い時間に行ったので、自分としてはちょうど良かったんですが、夕食としていただくと、少し物足りないかも知れません。