さて、パリ市内からディズニーランドに行く方法に続き、パークの基本情報をお伝えしますニコ

 

 

どんなパークがあるの?

 

ディズニーランド・パリには、

 

1. ディズニーランド・パーク (Disneyland Parc)

 

2. ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク (Walt Disney Studios Parc)

 

という、二つのパークがあります。

 

 

ディズニーランド・パークは皆さんがだいたい思い描くディズニーランドです。もちろん、アメリカや日本のディズニーランドとは違う部分もありますが、広さは大体同じ(東京ディズニーランドが51ヘクタール、パリのディズニーランドが56.7ヘクタール)。

 

 

 

 

一方のウォルト・ディズニー・スタジオ・パークは、「ハリウッドの映画スタジオの裏側を覗いてみよう!」みたいなテーマのパークです。スタジオっぽい建物がいくつかあり、中はショッピングモールだったり、ショーが上演されていたりします。

 

 

フロリダにあるデイズニー・ハリウッド・スタジオとコンセプトは似ているのですが、広さはフロリダのハリウッド・スタジオが46ヘクタールに対し、パリのウォルト・ディズニー・スタジオは29ヘクタールです。数字で見てもそうですが、実際の体感でも、ディズニーランドの半分くらいの広さですね。

 

どうも財政難が原因らしく、広大なパークを建設するのが無理だったようで、当初の計画よりも小規模になったようですが、開園後徐々に充実が図られています。フロリダのエプコットでも今年の夏にならないとオープンしない、『レミーのおいしいレストラン』のアトラクション、「ラタトゥイユ・アドベンチャー」も2014年にオープンしています。今は「アベンジャーズ」のエリアが建設中みたいですね。

 

 

営業時間:季節差が大きいので気を付けてね!

 

次に、パークの営業時間について。

 

まず、開園時間は朝10時と、日本に比べるとずいぶん遅いです。

 

そして、閉園時間に至っては、季節差が大きいので、遊びに行く時期を選ぶ際には気を付けてください。

 

特に冬季は日本の感覚で言うと、営業時間がとても短いです。なんせ、今時分に混雑を避けようとして平日にパークに行こうものなら、夕方6時半に閉園ですから…ポーン

 

さすがに土日は夜8時くらいまで開いてますが、それでも日本のパークが朝8時から夜10時まで開いてるのと比べると、やはり短いです。

 

 

なぜそんなに営業時間が短いのか?

 

 

それはやはり、長時間労働はフランス人には受け入れられないから…かどうかは分かりませんが、これが2月中旬にスキー休暇が始まると、徐々に閉園時間が遅くなり、夏の閉園時間は夜10時になります。

 

夏の閉園時間が遅くなるのは、天候要因だと思います。緯度の高いヨーロッパでは、夏場はやたらと日が長くなり、パリでは夜9時を過ぎてもまだ明るいぐらいです。ナイトショーを上演するには、辺りが暗くなるのを待つほかないので、閉園時間も必然的に遅くせざるを得なくなるのかと。

 

 

公式ホームページで来園日の営業時間を事前によく確認してくださいね!

 

 

アーリーパークイン:ディズニーホテル宿泊者と一部の年間パス所有者の特典

 

上記のように、朝10時にならないと開園しないディズニーランド・パリですが、ディズニーランド・パリ直営のホテルの宿泊者は、朝8:30から入園できる特典 (Moments de Magie en plus) があります!! 

 

公式ホームページでは、このMoments de Magie en plus (マジックタイム・プラス)は、朝8:30~9:30の1時間と表示されていますが、9:30から一般開園の10:00までの間の30分も、特に園内から追い出されたりするわけではありません。

 

1時間半のアドバンテージは大きいですよね…

 

日本だと、開園15分前エントリーの「ハッピー15エントリー」という特典がありますが、フランス人にとっては15分なんて誤差の範囲内でほとんど違いが感じられないのかも知れません(笑

 

 

では、ホテル宿泊者でないとこの特典を得られないのかと言うと、そうではありません。

 

パリのディズニーランドには、特典の内容と値段の異なる4種類の年間パスポートが用意されているのですが、上位2つの年パス所有者も、この朝8:30入園の特典を得ることができますビックリマーク

 

 

年パスについても、別途紹介したいと思いますが、パリの年パスはかなりお得です。最高価格の年パス(入園制限日無し+特典が最も多い)でも499ユーロ(約6万円)、二番目に高い年パス(年間350日入園可能)になると299ユーロ(約3万6千円)です。

 

 

入園料:平日安く、土日祝日とピークシーズンは高い

 

入園料は、混雑をコントロールするため、日によって差別化がされていて、公式ホームページのチケット購入サイトでも前売券の価格は時期によって変動しています。

 

チケットのタイプは3種類あり、大雑把に言うと、

 

1)ピークシーズン以外の平日しか使えないチケット:51ユーロ~56ユーロ(約6,100円~6,700円)

 

2)土日・祝日、一般的な混雑シーズンでも使えるが、大型連休などのピーク時には使えないチケット:68ユーロ~74ユーロ(約8,200円~8,900円)

 

3)大型連休などのピーク時も含め、いつでも使えるチケット:87ユーロ(約1万円)

 

といった感じです。3)で言う大型連休は、今年の前半だと4月のイースターの連休(11日~13日)と5月のキリストの昇天日の連休(21日~23日)が該当するようです。

 

 

そして、この入園料は、ディズニーランド・パーク又はウォルト・ディズニー・スタジオ・パークのいずれか1つに入園するための料金なので、注意してください。両パークで遊べるチケットを買うには、20ユーロ(約2,400円)をプラスする必要があります!

 

 

チケットは、前売りで購入することが断然おススメです。今日は何でもない水曜日ですが、さっき公式ホームページを見たところ、当日販売のチケット価格は、87ユーロ(約1万円)となっていました…ショック

 

 

また、複数日滞在する予定の人は、マルチデー・チケットの購入も検討されると良いでしょう。2日チケット(169ユーロ、約2万円)、3日チケット(210.99ユーロ、約2万5千円)、4日チケット(249ユーロ、約3万円)が用意されており、いずれも2つのパークを自由に行き来できます。

 

オフシーズンの平日2日であれば、前売券2枚に両パークに入園するための20ユーロ×2を足した方が、2日チケットを買うよりも幾分安くなりますが、土日の場合や3日以上遊ぶ場合は、マルチデー・チケットの方がお得です。

 

 

以上、パリのパークに関する基本情報でした。エンターテイメントを100%楽しめるよう、しっかりと計画を立てて遊びに行って下さいねウインク