カードケースに貼り付けた2つのフェライト磁石。
どちらも同じ極を上にします。
S極とS極、あるいはN極とN極、どちらでも構いません。
磁石と磁石の間隔を、今回は7mm程度あけました。
この間隔は、微妙に調整します。
2つのフェライト磁石の反対側にカードケースと垂直になるように大きなネオジウム磁石を取り付けましす。
磁気浮上を行う土台になるカードケース。
ネオジウム磁石は、ペン先が付くのであれば、多少曲がっていても構いません。
ポールペンのノック部分にフェライト磁石と同じ極となるように小さいネオジウム磁石をセロハンテープで貼り付けます。
S極に対してはS極を
N極に対してはN極を
ペン先は磁化されています。
磁気浮上させるポールペン
ボールペンのペン先をゆっくりと大きなネオジウム磁石に付けます。
ゆっくりと小さいネオジウム磁石のノックを2つのフェライト磁石の間に置くと、ボールペンが浮きます。
フェライト磁石とネオジウム磁石は同じ極なので、反発します。
ボールペンには重さがあるので、ボールペンのかかる重力と磁石の反発力が釣り合った位置で、ボールペンは浮きます。
ボールペンを少しつついても、ボールペンは浮いたままです。
ファライト磁石に間隔(A)の調整。
ボールペンの長さにあったファライト磁石と大きなネオジウム磁石との間隔(B)は、ボールペンの浮上の状態を観察して、それぞれを調整します。
実験を行った結果、(A)はさほどの調整は必要ありませんが、(B)の調整が重要であるということがわかりました。
大きなネオジウム磁石はカードケースに固定せずに、(B)を調整して磁気浮上する位置を決定するのがよいようです。
この実験道具な数年前に作製しものですが、経年劣化はありません。
(セロハンテープは黄色く変色しています。)





