フラが楽しい。
今まで長く教えに来てくださっていた先生が交通費の関係で来られなくなって、昨年度から、新しい先生に変わった。
この先生もはるばる2時間かけて来てくださるのだが、毎回は難しいので、弟子の先生が2人、普段は来てくださる。
大先生は弟子たちから圧倒的に信頼され尊敬されていて、教えかたも今までとは全然違うのだが、おっしゃることはなるほどと思う。
とにかく、腰を使うのだ。
ほぼ中腰で舞う。
このあたりは神楽舞と似ている。
腰の動きと足の動きがうまく決まると、とってもいい感じでうれしいのだ。
となりの地区の生涯学習交流センターで行なわれているフラ教室は歴史が長い。
現在は公民館行事に組み込まれているので、なんと8回で800円。
こんなに遠くまで、すばらしい先生がよく来てくれるものだ。
本当に有難い。
感謝感謝。
進みかたは、前の先生のほうがずんずんいったように思うのだけれど、今度の先生のは気を付けなければならないところがたくさんあって、細かくメモが必要だ。
自分なりの、舞の流れのまとめを作ってみる。
作って、仲間に見せると、私も欲しい、という人が出てくる。
私も習い始めはそうだったけど、舞をどんなふうにまとめたらいいのかわからないものだ。
だけれど、今回、やっぱり自分でまとめることが大事だな、と思った。
私のまとめを渡した人は、新しい部分の舞を習っても、私のを当てにしてメモらなかったりする。
それではなかなか覚えられまい。
私は神楽を毎週、師に習っているので、覚えるコツみたいなのが少しずつ身についているのかも知れない。
フラの仲間に、覚えるのが早い、と言われる。
ちゃんと舞えているのかどうかは別にして、私は舞を覚えて、こういうところに注意すべきというポイントを並べるのが得意なほうみたいだ。
なので、まとめを作るのも、楽しいんである。
大先生は、生徒の私たち同士が教え合うのを禁じている。
間違ったことを教えたり覚えたりしてしまうからだ。
それはよくわかる。
鍼の医学の師も、同じようにいさめていたから。
しっかりした師につくこと。
師から学ぶこと。
今習っている曲は、日本人の作ったハワイアンである。
だから、覚えやすいし、口ずさみやすい。
舞っていると、うれしくて、にこにこしてしまう。
で、弟子の先生に表情がいい、とほめられたりする。
うふふのふ。
にこにこ。