今年のピースリーディングが終わった。
100人余りのかたが見に来てくれた。
演出のあべさんが、公演のあと、この人数では全然不満です、と言われた。 昨年は120人だった。 それだけじゃなく、ご自分が演出を一生懸命やったからだけでもなく、仲間をとても大切に思ってくださっているからこそ、もっと多くの人に見ていただきたい内容だったと心から思ってくれているからこそ、出た言葉なのだと感じた。
人とつながって、自分を見つめて、みんなで創作する。 この楽しみはたまらない。 見るよりも圧倒的にやったほうが楽しい。
私がそう思うのだから、やっぱりそう思う人は多くて、他人の公演など見にゆかないのかも知れない。
世の中の、演劇、大道芸、音楽ライヴ、コント、個展など、どんなに観客を増やすために苦労していることか、少し想像ができた。
稽古の過程(進化・逡巡・深化・つながり)が何よりも自分にとっていとおしいのだが、やはり自分だけが楽しければ、というものではない。 どうしたら、もっと広げてゆくことができるのか、舞台を、表現を、観客を。 来年の課題だな、と考える。
本当に、あべさん、仲間たち、音響・照明・舞台のあれこれ、宣伝のチラシなどで協力してくださったかたがた、応援してくださったかたがた、見に来てくださったかたがたに、感謝の言葉が尽きない。
ありがとうございました。(公演の写真は無いよ)
長い一日だった。
おつかれさま。
あ、結局、雨には降られなかったな。