昨日は快晴。
仕事を休みにして脱穀へ出かける朝、ぐるっと見渡す限り、ほんとに雲ひとつない青空。
田んぼでも、桂の木の向こうに、うれしくなっちゃう青空。
なにしろ、雨にたたられて、延び延びになっていて、ようやく、開始、なのだ。
実は今年、脱穀機を借りることになっている。
足踏み脱穀機で脱穀すると、籾以外の藁だの茎だのが混じる。 これを、篩(ふるい)と箕(み)を用いて余分なものを取り除くのだが、その作業がめんどくさくて嫌だ、という人が出てきたのである。
この日は平日につき参加者少なめで、手作業・足作業をやりたくて稲作をやっている者が多かったから、わりとのんびり、いい感じ。
もともとは、「新農耕民文化研究会」 と銘打って、動力を使わない稲作をする仲間として始まった。
今はいないけど、もともとのメンバーが、「稲にエンジンの音を聞かせたくない」 と言っていたのだそうだ。 当時は、車のほぼ通らない、どん詰まりのところで、山の水を引いてやっていたから、ほんとに静かだったのだ。
自分と、空と、大地と。
もう20年以上がんばってくれている足踏み脱穀機くん。
今年もよろしく。
文字が右から始まっているところがシブイ。
今日・明日は仕事でゆけないが、仲間たちがやっている。
今日も天気が良くて、脱穀日和だったろう。
ちょっと、うずうず。
あさっては機械がやってくる。
収穫祭の時にでも、みんなの本音を話せたら、と思うのだけれど。
さて、どうなることやら。