きのうは「清沢ふるさと祭り」。 今日かおとといだったらよかんべえという、あいにくの天気。
鍼療所に車を置いて、朝一番のピストンバスで会場入りして、地元のテントの物産売りを盛り上げよう、と思っていたのだが。 ついつい遅起き。
今回の「30周年」 の呼び物のひとつ、会場までのピストン輸送に使われるロンドンバスにも乗ってみたかったのだが、遅起きしたせいで、時間が無い。 待っているより、歩いた方が早い。
会場の小学校のグラウンドはぐちゃぐちゃ。 それでも結構なにぎわい。 舞台前のテントは満員だ。
まずは腹ごしらえ。
おみやげに買えるモノは後にして、清沢小のPTAのテントだったかな?の、インドカレー。 雨宿りしつつ、ナンにつけたカレーが服に飛ばないか気にしながら食べつつ、舞台の清沢神楽を眺める。 師匠が “松竹梅” を舞っている。 これは見逃せない、と思いつつ、カレーがうまいど。 ごキゲン。
山の牧場からドライブして来た、5か月の子牛と、キャンプ場のアンジーときょうだいの白山羊と、おばあさんの黒羊が雨に濡れている。 かわいそうになあ。 ポニーくんたちも、車の中で待機だ。 降らなければ、子供たちを背中に乗っけてやれるのにね。 残念だね。
ウチの山の小学校では、虫好きの校長先生が秘蔵のクワガタを手放したのだそうで、つがいをセットで、売っていた。 カブトムシの幼虫も。 完売したのかな? 小学校は今日は休みになるんだろうか。
おみやげを物色してうろうろしていると、ちょっと離れたご近所や、患者さんや、患者さんの家族に出会う。 ここまで出かけてきてくれて、うれしい。 何気ない立ち話。
清沢幼稚園のテントでポップコーンを買い、消防団の豚串を買い、じっと炭火で焼くのを見てたら、ネギの串焼きをタダでもらい、「きよさわ里の駅」のテントで蜂の子メシを買い、藁科川漁協でヤマメの塩焼きを買い、農協女性部で草餅大福を買い、地元のテントでクッキーを2種類買い、ほかのいろいろに後ろ髪を引かれつつ、会場を後にする。
準備・片づけをしてくれた方々、ありがとうございます。
昼下がり、わりとあたたかい雨にけぶる里の山。
ぬれてますます鮮やかさを増す彩(いろどり)。
「ふるさとまつり」 が終わると、敬老会からずっと続いた秋の行事も、やっとひと段落、と感じるんだ。