評価:085点/連続ドラマ/テレ朝/木曜日21時/全九回/脚本:龍居由佳里
出演:小西真奈美・塚本高史・勝地涼・陣内孝則/2008年10月16日~12月18日
救急に対応できる、小児科医の数が、減少のため、、社会問題となっている、小児科医不足の問題を抱える、小児科を題材にした、医療ドラマ。
筆者は、2025年に、「Tver」で、本作を見たが、本作放映当時の2008年と状況は、変わっておらず、現在に通じる、テーマと思った。
本作の主人公、青山宇宙を演じるのは、小西真奈美。「青空こどもクリニック」の院長を務める、小児科医。
啓翠会総合病院の小児科に勤務していたが、経営難による、小児科の縮小の方針に反発して、第一話で、理想の小児医療を追求するため、独立する。
養父の青山冬悟が、過去に、運営していた、「青山医院」を継ぎ、「青空こどもクリニック」として、再開院した。
医師としては、子供、保護者に対し、優しく、丁寧に接することを信条とし、頼れる存在である。
私生活は、天然、素直で、朗らかな性格をしているため、患者及び、スタッフから、親しまれている。
実父は、物心つく前に離婚し、実母からは、虐待を受け続け、捨てられた過去を持ち、7歳の時に小児科医の青山冬悟及び、加奈子夫妻に引き取られた。
宇宙の過去の体験が、「24時間365日体制」で、母親が、気軽に通える、「コンビニ」を目指す、クリニックを開業した動機となっている。
宇宙は、その体制を支えるため、クリニックに住み込みで、働く日々を送っており、クリニックのメンバーに、真摯に協力を依頼している。
宇宙の三歳年下の恋人、狩矢俊介を演じるのは、塚本高史。
啓翠会総合病院の小児科医で、 宇宙とは、同僚であった。
「勉強のため」との理由から、設備、体制の整った、啓翠会総合病院の勤務を選ぶ。
宇宙とは、良好な関係を保っているが、宇宙が、「青空こどもクリニック」の立ち上げ、働き過ぎの宇宙を心配し、多くの不安を密かに抱くようになる。
宇宙が、担当していた、拓実の主治医を引き継ぐこととなるが、拓実との関係性に悩んでいる。
物語後半、啓翠会を辞め、小児科医としてのやりがいを求めて、「青空こどもクリニック」で働くことを決意し、宇宙にプロポーズして、婚約者となり、共に、クリニックの経営を立て直そうとする。
救急救命士の木暮賢斗を演じるのは、勝地涼。元消防官で、幼少期に重い病を患い、その時の主治医への憧れから、小児科医を志すが、経済的な事情で、断念する。
「青空こどもクリニック」の開業の1か月前、救急搬送中に宇宙と出会い、その姿に触発されて、宇宙の力になりたいと考え、「青空こどもクリニック」のスタッフとなる。
宇宙の「コンビニ」の理念の一番の理解者。
啓翠会総合病院の小児科医、柾陽介を演じるのは、陣内孝則。
経営営難による、小児科縮小の方針に疑問を持つが、自身の信念を貫き、理想の小児医療を模索している。
宇宙と度々、意見が、衝突するが、陰ながら、クリニックを支える。
啓翠会総合病院の小児科医、樋口流衣を演じるのは、 山口紗弥加。
狩屋の医大時代の同期で、「青空こどもクリニック」をボランティアで、手伝う。
本作は、2008年当時の小児救命の現状を知ると同時に、母親達と子供のために、クリニックを、コンビニにしようとする、宇宙の熱意に感動させられた。
