今週はマルコ13章を読んでいます。
「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」(31節)
時代や風潮に翻弄されるのが人間ですが、そんな私たちを碇のようにつなぎとめてくれるのが聖書の言葉かもしれません。
「目を覚ましていなさい」(35、37節)とあるように、
落ち着いて見極めることを心がけたいものです。
そう考えていると、
ラインホルド・ニーバー(Reinhold Niebuhr)という神学者の
「平静の祈り」(Serenity
Prayer)を思い出しました。
O
God,
Give
us
Serenity
to accept what cannot be changed,
Courage
to change what should be changed,
And
wisdom to distinguish the one from the other.
神よ
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
(翻訳:大木英夫)
エルサレムの城壁の外近くにある「園の墓」。
ここは一説ではキリストの墓とも考えられる場所で、
入口にはHe is not here, for He is risen. と書かれている。