17章 四人の代表選手 The Four Champions

 

 ハリーの名前が呼ばれたとき、誰も拍手喝采する者はいませんでした。ハリー自身、凍りついたように動けないでいます。ざわめきの中、教員のテーブルに来るように言われたハリーはのろのろと前に進み、他の代表たちの待つ別室に通されました。別室にいたビクトール・クラム、セドリック・ディゴリー、フラー・デラクールも唖然としています。

 

バグマン、クラウチに各校校長を加えた協議が始まりました。ハリーは自分の名を投じていないし、上級生にそうするように依頼しなかったと主張します。「年齢線」の魔法を越えることも、炎のゴブレットを騙すことも学生の魔法力では無理なことです。マダム・マクシームとカルカロフはホグワーツが二人の代表選手を出すのは不公平だから選考をやり直すように主張します。ムーディはハリーの命を狙う謀略の可能性を指摘します。ゴブレットの炎の消えた今では新たな選考は不可能であり、魔法契約の拘束力のゆえにこの四人で対抗試合が争われることになりました。

 

 グリフィンドール寮に戻ったハリーは拍手喝采の大歓迎を受けました。誰一人ハリーが名前を投じなかったとは信じてくれませんが。残念ながら、ロンも信じてくれません。その結果、ハリーとロンは絶交状態に陥るのでした。

 

 

18章 杖調べ The Weighing of the Wands

 

 ハーマイオニーだけはハリーを信じてくれました。しかし、いつも脇役に徹していたロンは、今回ハリーが年齢制限にもかかわらず代表選手になったことに対して嫉妬しているようです。残念ながら、ハリーはグリフィンドール以外のすべての寮からバッシングされることになりました。しかも、親友だったロンとは絶交状態なのです。

 

 対抗試合に先立ち代表選手たちの「杖調べ」の儀式がありました。杖調べとは魔法の杖が適切に働くかどうかの確認作業で、審査員の前で杖の専門家によって行われます。その労はオリバンダー氏によって担われました。フラー・デラクールの杖は24センチの紫檀で、芯は彼女の祖母にあたるヴィーラの毛です。セドリック・ディゴリーの杖は30センチのトネリコ材で、芯は美しい雄ユニコーンの尻尾の毛です。ビクトール・クラムの杖は26センチのクマシデで、芯はドラゴンの心臓の琴線です。ハリーの杖は28センチのヒイラギで、芯は不死鳥の尾羽です。(実はハリーの杖はヴォルデモートの兄弟杖です。)どの杖も状態はよく、適切に働き、儀式は無事終了しました。

 

 
 

 ハロウィンには毎年着てたけど、今年は着る機会を失いました、、、
USJに行った人いますか? 写真見せてほしいな~