都会のど真ん中、六本木で芝生の上で、夜風を感じながら…見上げれば夜空♪
残念ながら、綺麗な月は見れませんでしたが…
日々の疲れを、ほんのり癒す…そんな空間、時間♪
生き急いだりする事なく…今まで頑張ってきた事を…ゆっくり労りつつ…
そういう時間って…なかなか作ろうと思っても作れない…
野外という事もあり…
発信場所が難しい中の朗読。風や、音が気になる…
ただ、次第に…
詩の世界に…
僕らは、普段、届ける仕事をしていて…やはり、キャッチの仕具合が気になる。
ただ、段々と…それは、関係のない事なんだと気付く…
聴いてくださる皆々様が…芝生の上で、目を閉じて…それぞれが、それぞれの銀色夏生さんの世界に入っている…
僕の声に乗せて…
朗読という世界は、独特で淡々と読むイメージがある。その世界観を語り手が壊す事のないよう…
ただ、それは、あくまで、イメージの話であって…
僕は、僕なりの、僕なりに感じた銀色夏生さんの世界がありました…
言葉に魂を吹き込む仕事をしていて…
捉え方は、人それぞれで、
ラジオドラマをやるようになって意識し続けてきた…見えない世界だからこそ、見える風にしなければならない…と常に刈谷勇を演じながら思う訳で、いかに、生物であるかの鮮度が大事で
詩によって、伝わる感情はそれぞれで、
一つ一つの詩に、たくさんの人としての感情がある♪
それが正解かは、わかりませんが…
何人かの方が涙する姿が目に入った時に…
その方の世界観に携われた幸せ感がありました♪
数ある、たくさんの自選詩集の中から…
僕が好きだった、
銀色夏生さんの詩の一節です♪
君へ
君は好きなことを
好きなふうにやるべきだ
そのことが他人から見て、どんなに変でも、損でも、バカだと言われても、気にするな。だって彼等は、君の願いを知らない。君が何をめざし、何に向かっているのかを知らない。君は彼等とは違うものを見てるのだから。あの、強い思いだけを、繰り返し思い出して。そのことを忘れないで。
とても、勇気が湧いてくる詩です♪
