英語版「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の第14章「The Unforgivable Curses(許されざる呪文)」を読みました。
早々にスネイプ先生のことが書かれていて一気にテンションが上がりました!
と言ってもまだ台詞はなく、魔法薬学の授業で6個目の大鍋を溶かしてしまったネビルが罰則を与えられたことや、ムーディに対してあからさまな敵意を見せていないこと、むしろムーディの目を避けているようにさえ見えることなどが書かれています。
ムーディと言えば、ついにハリーたちにとって初のムーディによる「闇の魔術に対する防衛術」の授業が行われました。
事前にルーピン先生から授業の進捗状況について手紙をもらっていたそうで、これまで習った内容を確認します。
その中に、代理で授業を行ったスネイプ先生による人狼もちゃんと入っているところがなんとも切ないです
それに、わざわざ手紙で引き継ぎをするルーピン先生の律儀さも素敵
さて、いよいよ始まったムーディ先生の授業ですが、取り上げたのはずばり、3つの許されざる呪文。
人に対して使用することが禁じられている3つの呪文を、3匹の蜘蛛を実験台にして実演してみせます。
そのうちの1つ、「磔(はりつけ)の呪文」の実演中、ネビルに異変が起きます。
磔の呪文と言えば、ネビルの両親が正気を失うまで拷問された時に使われた呪文です。
ハーマイオニーがネビルの異変に気がついてくれて本当に良かったです
「アバダ ケダブラ」で緑の閃光と即死した蜘蛛を見たハリーは、両親もこのようにあっという間に死んだのだろうかと考えます。
ネビルもハリーも心配になるくらい衝撃が強すぎる授業です
そして、ハーマイオニーのしもべ妖精に関する活動がいよいよ本格始動です。
その名もS.P.E.W(しもべ妖精福祉振興協会)。
ロンは財務担当、ハリーは書記と役職まで決められています。
恐るべし、ハーマイオニー!
それから、待ちに待ったシリウスからの手紙が届きました。
ハリーを心配したシリウスはこちらに戻ってくるつもりらしく、それを知ったハリーは、万が一戻って来て捕まるようなことになったら自分のせいだと自分を責めます。
苛立つあまり、手紙を運んできたヘドウィグにも当たる始末。
気持ちは分かるけれど、長旅をしてきたヘドウィグはいたわってあげなくては
その後言葉少なにベッドに入るハリーですが、なかなか眠れません。
そしてもう1人眠れない人物が。
いつもは聞こえるネビルのいびきが聞こえません。
ああ、なんだかこちらまで寝付けなくなりそうです
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〜チェックした表現〜
1、tactful→機転のきく
スプラウト先生の褒め言葉をネビルに伝えたムーディのやり方に感心したハリーの表現。
2、stand for...→...を表す、意味する、象徴する
ハーマイオニー考案のS.P.E.Wについて説明する場面で。
3、treasurer→会計係
S.P.E.Wにおけるロンの役目。
4、secretary→書記
S.P.E.Wにおけるハリーの役目。
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次は第15章「Beauxbatons and Durmstrang(ボーバトンとダームストラング)」。
いよいよお客さまのご到着ですね!
スネイプ先生もたくさん出てきてくれますように