英語版「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の第12章「The Triwizard Tournament(三大魔法学校対抗試合)」を読みました。

 

 ついにハリーたちも4年生になりました。

 

 恒例の新学期の宴会の席。

 

 ついについに、スネイプ先生の名前が出てきました!!!

 

 と言ってもまだ台詞はなく、相変わらず土気色の顔に鉤鼻、べっとりとした髪・・・と、良いところまるで無しの表現です(笑)

 

 それでもスネイプ先生がお元気そうで良かったクローバー

 

 そんな中ハリーたちは、「闇の魔術に対する防衛術」の席が空いていることに気がつきます。

 

 空席のままで新入生の組み分けやダンブルドアの挨拶が行われ、ごちそうを楽しみます。

 

 そこで「ほとんど首なしニック」から偶然、屋敷しもべ妖精がホグワーツで働いていることを聞かされます。

 

 屋敷しもべたちは厨房で料理を作ったり、掃除や火の始末などをしたりしているということです。

 

 私はこの話を聞いて「なんて素敵!」と思ったのですが、憤りを感じたのがハーマイオニー。

 

 給料や休みはちゃんともらっているのか、病欠や年金はあるのかなどを心配し、しまいには料理にも手をつけません。

 

 

 さて宴会ですが、食事がひと段落ついた頃、ダンブルドアの口からついに今年ホグワーツで行われるイベントの発表が!と思った途端に大広間に一人の男が現れます。

 

 この人こそ、今年の「闇の魔術に対する防衛術」を担当するマッドアイ・ムーディーその人です。

 

 昨夜自宅に侵入者が入り、今朝ウィーズリーおじさんが助けに行ったあのマッドアイです。

 

 その不気味な容姿に、生徒のみならず教員たちまで圧倒されます。

 

 ひとまずこれで全員揃ったところで、先ほどの話の続きです。

 

 ついにダンブルドアの口から、ホグワーツで「三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)」の開催が発表されましたクラッカー

 

 各校から1人ずつ選ばれた代表選手3人が3つの魔法競技を競い合うもので、優勝賞金は1000ガリオン!

 

 生徒たちにどよめきが広がりますが、過去に大勢の死者を出した危険の伴う競技であることから、今回は年齢制限が設けられることになりました。

 

 エントリーできるのは17歳以上の生徒のみ。

 

 出場しようと張り切っていたウィーズリーの双子含め、年齢の満たない生徒たちはがっかりです。

 

 ハリーも出場資格はありませんが、トーナメントに優勝する場面を思い描いて悦に浸ります。

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〜チェックした表現〜

 

1、under a person's nose→(人の)鼻先で、目の前で

 スネイプ先生の鼻先からシリウスを逃すのをハリーが手助けしたことでスネイプ先生の憎しみがひどくなったというハリーの心境。本文では、under snape's overlarge nose。

先生の鼻、そんなに大きいのでしょうかあせる

 

2、'twas→(詩)it wasの短縮形

 組み分け帽子の歌の中に登場。

 

3、sick leave→病気休暇

 ハーマイオニーが屋敷しもべの待遇について心配する場面で。

 

4、slave labour→奴隷の労働

 屋敷しもべに対するハーマイオニーの考え。ちなみにlabourはイギリス英語で通常はlabor。

 

5、electric blue→鋼青色

 マッドアイ・ムーディーの義眼の色。

 

6、hip flask→(尻ポケットに入れる)携帯用酒入れ

 マッドアイの所持品。

 

7、chop chop→(英俗)早く早く、急いで

 生徒たちに就寝を促すダンブルドアの言葉。可愛い表現ラブラブ

 

8、balderdash→たわごと

 グリフィンドールの談話室に入るための新しいパスワード。

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 次の第13章は、「Mad-Eye Moody(マッド-アイ・ムーディ)」。

 

 ムーディに関しては、真実を知った上で読むと本当に興味深いです。

 

 もう物語を知らないまっさらな気持ちで読むことはできませんが、再読ならではの楽しみもあると思いますし、英語版では初めてなので色々楽しみたいと思います。