英語版「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の第8章「The Quiddith World Cup(クィディッチ・ワールドカップ)」を読みました。
いよいよ競技場へと足を踏み入れたハリーたち。
高い位置にある貴賓席を目指します。
無事一行が席に着くと、後ろに屋敷しもべ妖精が!
一瞬ドビーと勘違いするハリーですが、どうやらそこにいたのはウィンキーという女性の屋敷しもべ妖精です。
ご主人が誰かはまだ分かりません。
ウィンキーからハリーは、かつてマルフォイ家に仕えており、ハリーのおかげで自由の身となったドビーの様子について耳にします。
晴れて自由の身となったドビーは、屋敷しもべにとっては身分不相応な待遇を求めるあまり新たな仕事が見つからないとのこと。
そんな話をしているうちに貴賓席に魔法大臣が現れ、さらにマルフォイ一家もご登場!ドラコの母ナルシッサも一緒です。
マルフォイ氏が聖マンゴ病院に多額の寄付をしたということで、今回は大臣の招待客ということらしいです。
腐れ縁とはこのことですね
そうこうするうちにいよいよワールドカップの始まりです。
バグマン氏の実況のもと、まずは各チームによるマスゲーム。
ブルガリアチームからはヴィーラの登場です。
人間離れした美しさのヴィーラにハリーとロンは我を失いかけます。
呆れるハーマイオニーが面白かったです(笑)
ちなみに、ドラコはヴィーラの影響を受けなかったのかな、とちょっと気になりました。
対するアイルランドチームはレプラコンが登場。
アイルランドチームのパフォーマンス、読んでいるだけでとても面白そうです。
マスゲームの後には両チームの選手たちが入場し、いよいよ試合開始
万眼鏡片手にハリーも大興奮で試合を見守ります。
なんと言ってもハリーだって、グリフィンドールチームの最年少シーカーですから
そんなハリーでさえも、やはりナショナルチームの選手たちのプレイには圧倒されます。
そのうち試合は泥沼化。
結果は、アイルランドチームの勝利。
ですが、ウィーズリーの双子が賭けた通り、アイルランドの勝利だけれどスニッチを捕まえたのはクラムです。
アイルランドチームを応援しつつも、ハリーとロンはクラムに惹かれています。
その割に、ハリーの目から見たクラムの印象というのがなんとも酷評で(笑)
育ち過ぎた猛禽類だのO脚だの猫背だの・・・。
ともあれ、クィディッチワールドカップは幕を下ろしました。
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〜チェックした表現〜
1、in the lead→先頭で、リードして
競技場へ向かう場面。
2、above one's station→身分不相応な(に)
ドビーについて話すウィンキーの言葉。
3、high jinks→大騒ぎ
ウィンキーが話すドビーの様子。
4、without further ado→余計なことはこれくらいにして、これ以上とやかく言うのはやめて
ワールドカップ開始の実況をするバグマンの言葉。
5、bird of prey→猛禽
ハリーから見たクラムの印象。
6、eardrum→鼓膜
試合観戦中のハリーの描写で。
7、sign language→手話
英語が分からないふりをしていたブルガリアの大臣にファッジがさせられていた。
8、round-shouldered→猫背の、なで肩の
ハリーから見たクラムの描写。
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次は第9章「The Dark Mark(闇の印)」。
楽しいことの後になんて不吉なタイトルでしょうか
ここからいよいよ色んなことへのカウントダウンが始まるような感じです。
ともあれ、ワールドカップの章ではあまり英文解釈を意識できなかったので、次からはまた焦らず落ち着いて読もうと思います。
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