英語版「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の第3章「The Invitation(招待状)」を読みました。
毎年恒例、ダーズリー家の場面です。
学校からダドリーが肥満であると通告を受けたダーズリー家では、一家揃ってダイエットに励んでいます。
ハリーも巻き込まれていることはいうまでもありません。
ですがハリーは友人たちに助けを求めたおかげでお菓子をたくさん送ってもらい、床板の下に隠してこっそり食べているのでなんとか飢えずに済んでいます。
強制ダイエットにより不機嫌なバーノンの元へ、さらに機嫌を損ねるような出来事が起こります。
郵便配達員が、切手のびっしり貼られた封筒を届けてきたのです。
差出人はウィーズリー夫人。
クィディッチ・ワールドカップのチケットが取れたのでハリーを連れて行く許可をもらいたいとのこと。
ハリーに楽しい思いをさせたくないバーノンは迷いますが、ハリーがシリウスの名前を出すと渋々ながら許可します。
ハリーもなかなかやりますね!
ロンからは明日迎えに行くと手紙があり、ワクワクが止まらないハリーです。
ハリーの喜びようが数行にわたって表現されているのですが、ダーズリー家にいてこんなにハリーが楽しい気分になれることなんて滅多にないので、読んでいて私も思わず顔がほころびました
しばしヴォルデモートや傷のことを忘れ、普通の14歳らしく過ごせる貴重な時間です。
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〜チェックした表現〜
1、explain away→...の言い逃れをする
ダドリーの肥満通告を受けて。
2、puppy fat→(子供の時の)肥満
ダドリーを擁護するペチュニアの表現。
3、killer whale→(動物)サカマタ、シャチ、オキゴンドウ
ダドリーの描写。日本語訳では「小鯨」。
4、fight down...→(感情などを)懸命に抑える
モリーがバーノンに当てて送った手紙の封筒にびっしりと切手が貼られているのを見たハリーが笑いをこらえる場面。
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ダーズリー一家は相変わらずハリーに冷たいですね
血の守りがあるので年に1度は帰らざるを得ませんが、ついついシリウスと暮らせていたら今頃はどう過ごしていただろうと考えずにはいられません。
次の第4章は、「Back to The Burrow(再び「隠れ穴」へ)」。
ハリー同様、私も楽しみです♪