妙圓寺(妙円寺)@東京・渋谷区で「ほうろく灸」を受けました!(年に一度「土用の丑の日」) | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

神戸から夜行バスで東京に行ってきました。

目的は・・・

 

妙圓寺(妙円寺)@東京・渋谷区で

 

ほうろく灸
https://temple.nichiren.or.jp/0021001-myouenji/event/159/
 

を受けること。

年に一度、土用の丑の日にしか行われない行事で、

(ニの丑の日は実施せず)

300年近い伝統があるそうです。

 

頭痛封じや夏バテ防止(中風封じ、暑気払い)に効果があると言われています。

 

受付で、

氏名、住所、生年月日、性別、数え年をカードに書いて

祈祷料3000円を納めます。

 

美味しい瓦せんべいと「粗品」タオルをいただき、しばし待機。

 

9時スタート。

足を温めてからお堂に入ります。

 

お坊さんからほうろく灸の説明を受け・・・

 

寺男さんからもぐさの乗ったほうろく皿を受け取り、頭にのせます。

 

熱くて熱くて、ときどき頭から皿を離したのはナイショ。

 

もぐさが燃えきったらほうろく皿を回収、

お防さんに教典?(巻物?)で背中をごしごし叩かれこすられで、

厄を払っていただきます。(肩の指圧もさすがです)

後に、ありがたい法話を聞き、

(自分をこの世に存在させてくれた母の恩を忘れてはいけない)

終了。

全部で40分ほどだったと思います。

 

後で、ほうろく皿の内側(頭と接する面)の写真も特別に撮らせていただきました。

わがまま聞いていただいて、本当にありがとうございます。

(仏典に出てくる兎(ウサギ)の説話からとった文字だそうです)

 

 

お守りもいただきました。

ありがとうございました。

 

※鍼灸・東洋医学の業界誌『医道の日本』2018年2月号に
わたしの論文『「ほうろく灸」についての2つの考察』が掲載されています。
 

ほうろく灸の治効理論と成立事情について書いていますので、

ご興味のある鍼灸師の先生はぜひお読みください。
http://www.idononippon.com/magazine/2018/20182.html