西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

天空のアトラス イタリア館の至宝 - 大阪市立美術館

2025年10月25日(土)~2026年1月12日(月・祝)

 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

 

に行ってきました。

 

日伊国交160周年記念 と 大阪・関西万博開催記念 の特別展です。

大阪・関西万博のイタリア館は最高8時間待ちで、「8時間並ぶならイタリア行った方が早いんじゃないか」という冗談も出たくらいの人気だったそうで、今回イタリアの厚意で、一部作品を万博後も見られるようになりました。

 

当日券狙いで(前売券はとうに完売、一時は「当分の間、美術館にお越しいただいても、本展への入場は出来ません」と大阪市立美術館が呼びかけていたほどです。さすが!)、早めに行列に並んでおこうと、6時前に出発。

 

電車を乗り継いで、0753に美術館に到着。

 

やはりというか、すでに40人弱の行列ができていました・・・

でも、この人数なら、いつ入れるかどうかはともかく、当日券は確実に買える。

さらに案内板を見ると、一番早い入場時間帯、0945−1025の入場枠に入れそうです。

 

それにしても寒かった・・・午前8時時点で大阪の気温は3℃。

 

0820頃、2列に並ぶように言われました。

 

0840頃、手が冷たくなって、持ってきた文庫本のページを満足にめくれず、手袋を持ってこなかったことを後悔しました。

防寒対策は必須です。

 

0850頃、当日券・整理券についての説明を受けました。

・一人2枚まで購入できること

・必ず、整理券に書かれている時間帯に入館すること(過ぎると無効になる)

・整理券に書かれている時間帯まで自由に過ごしてくれてOK

等々。

 

0900頃、わたしの後ろの行列は・・・

ヘアピンカーブの行列になっていました。

文庫本も読み終わって、あとは寒さに耐えながら待つだけに。

本当に寒かった・・・

 

0915から整理券配布。

無事、0945ー1025枠分の入場券と整理券をゲットできました。

良かった良かった。

 

0935頃、一度外に出てみました。

ご覧の通り行列はヘアピンカーブが2つできていて(モザイクかけていてわかりにくいかも、ごめんなさい)、この時点で最後尾は1300ー1325入場枠の案内になっていました。

 

この展覧会、展示物が少ないので、どうだかなあ、と迷っていたところは正直ありました。

でも、入場料1800円の割高感は若干残るものの、思っていたよりはずっと良かったです。

 

ファルネーゼのアトラス像が、圧巻でした。

 

★万博でアジア初公開

●《ファルネーゼのアトラス》

西暦2世紀

大理石

高さ193cm、直径102cm

ナポリ国立考古学博物館

 

わたしの星座「うお座」、撮れました。

画像の中央から左側、2匹の魚の尻尾が紐で繋がれています。

 

 

 

●ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)

(1450-1523)

《正義の旗―聖フランチェスコ、シエナの

聖ベルナルディーノ、祈る正義兄弟会の

会員たちのいる聖母子と天使》

1496年

油彩、カンヴァス

218×140cm

ウンブリア国立美術館(ペルージャ)

 

●天正少年使節の一人、伊東マンショの衣装のレプリカ

 

★本展で日本初公開

●レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)

『アトランティコ手稿』第156紙葉 表

《水を汲み上げ、ネジを切る装置》

1480-1482年頃

紙にペン、インク、水彩

255×210 mm

アンブロジアーナ図書館(ミラノ)

 

★本展で日本初公開

●レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)

『アトランティコ手稿』第1112紙葉 表

《巻き上げ機と油圧ポンプ》

1478年頃

紙にペン、インク

203×286mm

アンブロジアーナ図書館(ミラノ)

 

少ないながらも選りすぐりの展示物ですが、個人的に、イタリアの紹介映像がとても良かった。

DVDに焼いて販売してほしいクオリティです。

 

記念スタンプも捺しました。

 

大阪市立美術館を出たのは1120頃。

 

すでに当日券は完売していました。

 

展覧会のSNS公式アカウントによれば、2025年12月23日(火曜)は

 

0935 当日券 残りわずか

1050 当日券 完売

 

だったようです。

 

あと、行列に並んでいた人と案内役の人との会話情報ですが、当日券は450枚ほど用意しているようです。

 

ご参考までに。

 

【おまけ】

林芙美子の「めし」の一節が刻まれた石碑。大阪市立美術館の庭にありました。

 

おすすめします。