ハリソンvolume1発熱(p.128~)
理解度(三段階評価);☆☆
一週間ぶりのブログ更新です。目標更新数からは程遠いですが、めげずに今日もハリソン読みました。
発熱です。以外に興味深く読んだところもありました。
分かったことは、
①視床下部が体温調節中枢である
②身体の測定部位により体温は違う(当たり前です)
☟以下参照ブログです
体のどこの温度を一定にする必要があるの? | 看護roo![カンゴルー] (kango-roo.com)
正常値は、
中枢体温36.5~37.5
口腔内体温36.8±0.4
直腸温37.2±0.4
③発熱の仕組み
視床下部の基準値が上昇➡発熱する。
i) 何らかの発熱物質(細菌、細菌の産生物、毒素など)が身体に入る
↓ ←PGE2←シクロオキシゲナーゼ(COX)
↖
サイトカイン
ii) 視床下部の基準値を上昇させる
↓
iii) 実際に熱が出る前に寒気がする。それは、脳内で設定された体温に比べて、実際の体温がまだ低いため。
④発熱と高体温の鑑別は重要
高体温(熱射病)は解熱剤が効かない。なので、とにかく熱を放散させる。
⑤解熱剤の作用機序
シクロオキシゲナーゼ阻害→PGE2低下→視床下部の体温調節中枢基準値を低下。
アスピリン、アセトアミノフェン、NSAIDs、イブプロフェンなど
⑥体温37℃から1℃上昇すると、酸素消費量が13%上昇する(豆知識)。
もともと心機能が良くない患者においては、発熱が心不全増悪因子となる理由。
ちょっと分かっておわりました。
次は発熱および皮疹です。
頑張ります(^_-)-☆