去年の10月、京都御苑(ギョエン)内の白雲神社に参りました~。

京都市上京区京都御苑にあります。

「御所の弁天さん」と呼ばれているようです。

入口です。

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案内板より由緒

【 御祭神は妙音[ミョウオン]弁財天と称え市杵島姫[イチキシマヒメ]命を祀る琵琶[ビワ]を家職とする西園寺[サイオンジ]家に楽神として伝えられ太政大臣西園寺公経[キンツネ]卿北山第(京都 衣笠 大北山の西北 現在の金閣寺がその旧址である)の造営にあたり妙音堂に第1に建立、元仁[ゲンニン]元年(1224)12月別当成就心院に回向せしめ皇后邦子[クニコ]内親王(安嘉門[アンカモン]院)臨御せられたのを奉斎の始めとする増鏡[マスカガミ]、中務内侍[ナカツカサノナイシ]日記、太平記等に当時の風雅なたたずまいがうかがわれるがその後同家の盛衰に伴い変遷あり近古には赤八幡京極寺に鎮座されたと伝えられる。
 明和6年(1769)前内大臣西園寺公晃[キンアキ]卿、前右大臣西園寺賞季[ヨシスエ]卿勅許を賜り同家邸内(当地)に妙音堂を再興、天保11年(1840)安政4年(1857)の社殿修築に際しては禁中各御所より御寄付を賜り禁裏御祈祷所と定められた。
明治から昭和にかけて首相あるいは元老として近代日本の礎を築いた西園寺公望[キンモチ]卿が家塾「立命館」を開設したのもこの地である。
 明治11年(1898)神仏混淆[シンブツコンコウ]の作法を神式に改め社号を白雲神社とする。
(略)】

灯籠がついた神社標石です。

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鳥居入口です。

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境内です。

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石灯籠です。

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手水舎です。

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絵馬舎です。

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たいして絵馬はなかったです。

灯籠です。

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拝殿前に灯籠が2つあり、十二支が半々刻まれています。

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提灯の紋「尾長右三つ巴」

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拝殿です。

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拝殿内には絵馬が幾らかありました。

拝殿内と奥に本殿です。

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御祭神
・市杵島姫命(明治の神仏分離以降のお祀りだと思います)

ご本尊
・弁才天坐像(重要文化財)
西園寺妙音堂のご本尊だったようで、鎌倉時代初期作の、菩薩形の琵琶を演奏するお姿で、日本における2臂の弁才天の最古例らしいです。
実際にお姿は拝見しておりません(;^_^A
御開帳ってされているんでしょうか?

摂・末社です。

●福壽稲荷神社

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●本殿後ろの磐座

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白雲神社は、出町妙音堂ご本尊の本家筋にあたるんでしょうかね~?(^_^ゞ


宗像神社に続く。