以前からお子さんのピアノレッスンに音感のプログラムを入れていましたが、
絶対音感の事を勉強してから、小さいお子さんの場合メロディー聴唱は入れず、
絶対音感プログラムに沿ったハーモニー聴唱だけ入れる事にしました。
![](https://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=411880042X&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=harpthailand-22)
このように色で和音の響きを覚えていきます。
江口先生の本の中でわかりやすい例があるのでご紹介しますね。
A4の紙と、それよりすこし大きめの紙、少し小さめの紙の3枚を
見せられてどれがA4ですか?と聞かれたら皆さんは答えられますか?
普段から見慣れたA4の紙でも微妙な違いの中で特定するのは難しい
です。逆に、どの紙が一番大きいですか?小さいですか?という
質問には簡単に答えられます。
そんな時に、「これがA4の紙です」と答えられる能力と例えられる
のが絶対音感です。
他の音と比べるのは優しい(相対音感)ですが、
その音自体を聴く能力(絶対音感)はとても難しいものなのです。
なので比べて聴くことを覚え始めると、簡単なそちらの聴き方に
どんどん行ってしまう。なのでなるべく早い時期に始めた方が
いいのです。
そして、ある程度の年齢になり脳の神経が出来上がったとき、
もう絶対音感は絶対につきません。。
江口先生も何十年も絶対音感のプログラムを指導していますが
絶対音感が身に付く事はなかったと書いていました。
絶対音感の事を勉強してから、小さいお子さんの場合メロディー聴唱は入れず、
絶対音感プログラムに沿ったハーモニー聴唱だけ入れる事にしました。