10月に日本に帰国した時に「4期の知っておくべきこと 作曲家とその時代の音楽的語法 バロック編」
というピアノ指導者のためのセミナーに行きました。

講師は赤松林太郎先生

まずはバロック時代の建築の話から始まり、どうしてそのような
装いになったのか、そしてその時代の音楽、バロック音楽の特徴
、バロック音楽で大切なこと、という説明にとてもわかりやすく入れました。

ルイ14世は音楽や踊りが大好きで、今の私たちが観ているバレエはルイ14世
が作ったものだそうですが、元々バロック音楽は踊りととても関係が深く、
先生がバレエを習った経験でそのステップと音楽の関係をお話して
くれたのがとてもわかりやすかったです。

メヌエットで1拍目から入るのは踊る曲、アウフタクトがあるものは器楽曲
などちゃんとした形があり、それによってテンポや弾き方に違いがある
という事でした。

ピアノを習うお子さんは大抵経験するバッハのメヌエットGメージャー、
4分の3拍子と書かれているけど、実際には踊りのステップは6拍でひとつなので
4分の6拍子のように、2小節をひとつに感じて弾かないといけない、という
のもとてもわかりやすい説明でした。

本当に本当に沢山勉強する事があるなぁ・・・と感じた今回。

ピアノセミナー

沢山の方が勉強に来ていました。
日本はこのように勉強する場所が沢山あって本当にすごいと思う。
今回のセミナー、本当に内容が濃く深く、今ノートを見直して整理しよう
としても、やはりもっともっと沢山の知識がないといけないと思いました。
今はどこに居ても自分さえその気になればネットでも勉強できる時代。
もっと勉強しなくては・・と思いました。