何か上手く行かない・・理解してもらいない・・何でだろう??と 悩んでいた時に本屋さんで手に取った本。 何かうまく行かない、行き詰まった時、 自分がもっとできる事ってあるんだな!と思えた。 もっと気をつけたり、気持ちを込める事や、相手を思いやる気持ち、 あらゆる事に感謝する気持ち、自分も足りていなかったかも、、 と思えました。 普段から気をつけて心に留めておきたいな、と思ったこと。 「の、の字の哲学」 もし、夫が仕事から帰って「疲れた」と言ったら、「疲れたの?」 と言ってあげよう。「暑かった」と言ったら、「暑かったの?」 と言ってあげよう。相手の気持ちを受け止めて、の?をつけて 返してあげるだけ。 もし自分の言い分があっても少し抑えて相手の気持ちになる。 友達との会話でも同じ事。「の?」という一言で相手の気持ちに 寄り添うことの大切さ。 もうひとつ、この本の中にはマザーテレサの話が何度か出て来ます。 「愛とは能率や効率を考えないもの」 インドのカルカッタにある「死を待つ人の家」という施設。路上 などで死にかけている貧しい人が安らかに死を迎える為の場所。 なぜ少ない薬や人出を死んでしまう人の為に使うのか、と聞かれた 時、マザーテレサはこう答えたそうです。 人から望まれず生まれ、人々から邪魔にされてきた人達が、 ここでは生まれて初めて薬を飲ませてもらい、受けたことのない 人手をかけてもらう。名前を聞いてもらい人間として認めてもらう。 あたたかい手とまなざしのぬくもりで人の心は癒され満たされる。 この世で見捨てられた人たちが最期の大切な瞬間に愛されたと感じ ながらこの世を去ることができるためなら、何でもしたいと思って います。