2009年11月にバンコクで行われた、インターナショナルハープフェスティバル。


この期間中に、Elinor Bennettさんと、Isabell Perrinさんによる

ワークショップが開かれました。



タイでハープ

フェスティバルのコンペティションに出場した生徒さんたちも参加

していました。タイを始め、シンガポール、香港、イタリア、フランス、

リトアニアの子供たち。


ワークショップは英語ですが、皆先生と英語で会話をしていることに

まず感心しました。

英語は本当に必須だな・・・と実感。

日本人の子供は参加していなかったけど、このくらいの歳で

日本の子供たちは英語がこんなに使えるかな?と思いました。




Elinorさんの、温かみのある人柄の楽しいワークショップ。


そして、Isabellさんの色々なお話も、心に残りました。


音楽を演奏する意味とは?

ただ自分のために、自分のうちのベッドルームで弾くのが演奏する意味?

そうではない、音楽っていうのは、誰かにあなたの演奏を

届けて、その人がそれによって綺麗だな、と思ったり、

何かを感じたり、受け取ったりするということ、

それが音楽の本当の意味です、みたいな、そんなことをおっしゃっていた

と思います。


私も子供にピアノを教えたりしているけど、

こういうことをちゃんと考えて、子供にもそういうことを伝えないと

いけないなぁ、と思いました。


それともうひとつ、isabelleさんがおっしゃっていたのは、

偉大な演奏家が普通の演奏家と違うところは、細かな

表現力、わかりやすく言うと、フォルテやピアノやアクセントや、

そういうものを、とにかく全て細かく弾き分ける、ということ。

そして、そのために必要なのはやはりテクニック。


こんなワークショップに参加させていただけたこと、

とても貴重な機会でした。