昨日2012.7.28、中央アルプスにある木曽駒ケ岳へ日帰りで行って来ました。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
梅雨明けしてから、さいたま市上空は、まったく青空が見えず、もわっとした白っぽい空の日々。

ということで、先週お誕生日を迎えた旦那さんへのプレゼントで、真っ青な青空と天空の大パノラマを見ようと
駒ケ岳の千畳敷カールへ行こうとプランしてみました。

本当は、先週行こうと思ったのですが、天候が悪かったので、延期。
昨日の土曜日しか休みがなかった旦那さんには申し訳ないスケジュールだったのですが
8月の土日の予定がすべて埋まってて、昨日の天気に本当に感謝です。


家を夜中の2:00出発。
駒ケ岳ロープエウェイに乗るために、菅の台バスセンター駐車場には、5時ちょっと前に到着。
ロープウェイのしらび平駅までは、一般車両通行禁止なのでバスを利用します。
バスの始発が、5時だから・・・と思ったのですが、登山する方の長蛇。

6時には千畳敷カールに着くだろうと予測が、7時30でした。

バス停(菅の台バスセンター)の標高が、850m。バスに乗っているのは、40分。
駒ケ岳ロープウェイのしらび平駅が、1,662m。
そこから、千畳敷駅の2,612mまで、わずか7分で到着。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
駅を降りると、千畳敷カールの大パノラマに大興奮です。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール
駒ケ岳ロープウェイの千畳敷駅は、日本で一番高い駅でもあり、
高低差950mもあるのも日本一です。
しかも、標高差は、東洋一でモンブランに次ぐということです。
ただ、通勤電車のようにすし詰め状態で乗ったので、行きはまったく景色見れずでした(笑)

 さて、今回は「今年、富士山に登る」という主人に、天空の世界を体験してもらいたく、
乗越浄土(2860m)まで登ってみることにしました。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
 千畳敷駅から、50分と表記されてます。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
 
木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
 ここから、転落滑落事故の多い八丁坂を登ります。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
 
 5年前に足をケガをした主人、半年車椅子、2度の手術。
2年間は杖をつきながらの生活。3年目には、正座ができるようになったねと喜び、
4年目には、小走りが出来るようになるまで回復。秩父の滝を撮影しにきついアップダウンの道も歩けるようになり、
今年になって、階段も駆け足で下りれるようになりました。

いつも前向き思考で、なかなか弱音を言わない主人。

八丁坂を登りきれるでしょうか・・・と、主人の体力より、私の体力の方が心配です!

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
目の前に、ミヤマキンバイ(深山金梅)とイワウメ(岩梅)の素敵なお花畑が広がっています。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
コイワカガミ(小岩鏡)
淡い紅が可愛かったです。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 

「20分歩いたら、休憩ね」と登山経験者ぽく(かれこれ10年ブランクあり)タイマーセットしたものの、
1カーブ登るたびに、休憩させて~~と嘆いた私です(*≧m≦*)プププw

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
イワツメクサ(岩爪草) 岩の間から咲いている姿が、とっても可愛かったです。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
だんだん、呼吸があらくなって、ピントを合わせるのもできなくなって・・・
この間に出遭ったお花、濃い青紫がとってもキレイだったチシマギキョウ(千島桔梗)に、
濃い赤と薄紅の2色がとってもキレイだったヨツバシオガマ(四葉塩釜)の写真が・・・・
ブレブレ。
笑えるほど、ピントあってません。他の写真もあわせられませんでした(笑)

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 

千畳敷駅とホテルの建物がはるか向こうに小さく見えます。
階段のようになっている箇所に来たのですが、ここからもうすぐで乗越浄土に到着なのですが、
最後が階段にへばりつきそうなほど、しんどかったです。

どうにか、富士山でいえば、本7合目あたりの2860mに到着!

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
なんちゃって、山ガールのつ・も・り。
昔の山用リュックは処分しちゃってて、シャツ以外の衣類ほとんど10年前のものです(笑)
スキーのときのインナーパンツがサポーターのようになって、登りやすかったです。

お弁当を作ったのですが、リュックに入らなかったので手提げバッグにいれたのをそのまま
肩に担いで登って来てしまいました。

7時30に千畳敷を出発して、着いたのは9時(;^_^A

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
お弁当食べるのは、ここがいい~と無邪気に座る主人です。

お誕生日、おめでとう!

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
やっと、アルプスの天空で朝ごはんです。

食べている時の前の景色も、360度の大パノラマ。
展望最高でした。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
目の前に中岳(2925m)で、奥にあるのがたぶん木曽駒ケ岳(2956m)。

木曽駒ケ岳・千畳敷カール 
宝剣岳(2931m)を背景にめったに二人で撮らない写真を撮ってもらいました(*≧m≦*)プププw
かなり貴重な写真です。

私たちの周りには、ここから先の駒ケ岳へと向かう方が大勢でしたが、
私たちは、ここまで。

食事した後は、また千畳敷カールへ撮影楽しみながら下山です。


つづく。