低血糖症の治療 食べ方 | 今日も納豆生卵かけごはん+のり

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~低血糖症との闘いの日々~
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前回は低血糖症の治療において重要な要素についてお話ししました。今回も食事で気を付けるポイントを引き続きご紹介しようと思います。


食事において気を付けるべき点は食べ物だけではありません。食べ方にもコツがあります。そのポイントは3つ。


1、食間を長くしない

食間を長くすると、飢餓状態が長く続くことになり、身体はエネルギーを作るために糖を欲します。その低血糖状態で食事をすると血糖値が急上昇し、飢餓状態だった身体は貪欲に糖を取り込もうとしてインスリンを大量に出してしまうのです。

ですから必ず間食を摂ることが大事です。一例として挙げますと、

7:00朝食→10:00間食→12:00昼食→15:00間食→19:00夕食→22:00間食

よく「3時のおやつ」といいますが、非常に理にかなっているんですね。ただし、間食はケーキやお菓子といった甘いもの(炭水化物、糖)はNGです。間食はもちろんタンパク質。ナッツやチーズ、ゆで卵や無糖ヨーグルト等が良いそうです。


2、食べる順番を意識する

食事をするとき、皆さん真っ先に真っ白いご飯に手を付けるのではないでしょうか。それはNGです。食間は基本的に飢餓状態ですから、飢餓状態を破る一番最初の食べ物は一番気を付けなければいけません。

理想の食べる順番は、食物繊維→タンパク質→炭水化物

フランス料理の食べ方というのは理にかなっているのだそうで、前菜→メインディッシュ(肉、魚)→デザートの順番ですよね。まずは食物繊維で消化吸収のスピードを緩やかにして、メインの肉や魚でお腹を満たし、締めは少量の炭水化物。うまく出来ているものですね。

もし和食で実践するならば、初めに味噌汁やおひたし、魚を食べてから少量のご飯という感じでしょうか。


3、よく噛む

一気に食べると食べる量も増えますし、当然血糖値も急上昇してしまいます。そこで大事なのは一回に食べる量を少なめにして、よく噛むということ。噛むことが消化器官への刺激となって、栄養の消化吸収の準備をすのだそうです。最近はファストフードや野菜ジュース等、あまり噛まなくて良い食事が多いですよね。時間に追われる毎日だとそういう食事で済ませがちですが、よく噛まない食事というのは血糖値を急上昇させる、必要な栄養素の吸収が悪いということを知っておいていただきたいです。


本来ならば食事はゆっくりすることが理想です。しかし、現代は時間に追われ、食事をする時間もままならないというのが事実だと思います。だからこそ、早く手軽に食べれるものが多くなったのでしょう。

しかし、早く手軽に食べれるものというのは、あらかじめ分解されて、糖が身体に取り込まれやすい状態のものです。血糖値は必然的に急上昇してしまうのです。その結果、現代は低血糖症や糖尿病、肥満、うつ等の病気が増えてしまいました。短時間で済ませる食事のリスクをよく知り、食事のあり方を見直すということは非常に大事なことだと思います。