そのエントリーでは、(2007年1月29日参照)何が電車の中に持ち込み可能かどうか調べた上で、
=======以下、引用=======
上述のように、危険なもの、他人に迷惑になるもの、動物・死体が禁止されているそうです。
では、”変な人”はどうなんでしょうか?
イギリスで自分はペットという女性がバスに乗車拒否 されたそうですが、
このケースはどうなんでしょうか?
=======引用終わり=======
と結んでます。
ああ、本当に書きたいことが書いていない気がする(笑)
「変な人」と書いてるけど、これまた極端なケースだ。
というか、そのニュースを紹介したいがために、
このエントリーを書いた気がする。
たぶん、もっと問題になる「変な人」とは、
迷惑になる人、危害を与えそうな人。
サリンみたいなのを持っているとか、隠しカメラを持ってるとか、犯罪を犯しそうな人、
酔っ払っていて他の乗客に絡んだりしそうな人、
薬物をやっていて、まともに動くこともできない人。
でも、そういう人たちは、自招行為であるので、
まあ仕方がない。他者へ危害を与えうることやパターナリステッィクことを
正当事由として持ち出すことは可能だろう。
では、もっと問題なのは、精神障害者、認知症の人など。
実際に危害を与える、迷惑になるケースは少ないのかもしれないけど、
仮想事例として、そのようなケースがでてきたらどうするのか?
乗車拒否はすべきではない、そういう人たちには優しく接するべきという意見はもっともであるが、
もし乗車拒否が起こった場合は、どう根拠付けを行うのか?
その人たちは、自分が原因というわけではないけども、
他人に対して迷惑をかけるということを理由に、
行為制限が行われるのだろう。公共の福祉。
では、公共の福祉と、人権はどう判断?
利益考慮?うーむ。
こういう問題は、たぶん現場レベルで「物事がうまくいくように」
j解決するのだろうし、こういうことはありえないことなのかもしれないけども、
頭の体操ぐらいにはなるのかもしれない。
根底にはこういう問題意識があって、書いたんじゃないだろうか。