少し前、とある集まりで、
4000円のフランス料理のコースを食べた。
フランス料理としては、さほど高いものとは思わない。
しかし、参加していた女の子の一人は、
感動して、写真をたくさん撮っていた。
こういうところはあまり来たことがないようだ。
どうしてだろう?

飲み会に行く代わりに、こういう店に食事に来れば、十分食べることは可能だ。
それなのにあまり来ないのは、
同じ値段でも、
単なる晩御飯にかけるためのお金と
飲み会としてのお金、
心理的には異なるからかもしれない。
しかし、どちらも同じお金だ。
この事に気づけば、効率的なお金の使い方が出来る。

もしかしたら、別の理由があるのかもしれない。
敷居が高い、機会が無いという理由も考えられる。
普通の人は、こういう店にはなかなか来ないのかもしれない。
その機会が何度かあった自分は恵まれているのだろう。

いや、もっと別の理由があるかもしれない。
この理由を考えるときのポイントは、
この食事は、集まりを主催した人のオゴリだという点だ。
奢った食事を喜んで食べてくれるのは嬉しいことだ。
お弁当を作ってきて、おいしいと食べてくれるときの嬉しさと同じだ。
また今度弁当を作ろう、また今度奢ってあげよう。
そんな気持ちになる。
そこまで見通した上で、フランス料理に感動していたのかもしれない。

女の子はさすがです。。