最近、テレビや週刊誌で「高齢出産」のリスクの特集をよく目にする。
6月23日に放映されたNHK特集「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」に始まり、最近では石田・東尾夫婦のダウン症かもしれない告白もメディアを賑わせている。これは少子化対策の国策誘導?もしかして?
日本人女性の平均初婚年齢は28.8歳で、東京にいたっては最晩婚で31.6歳!
そこから、2、3年は夫婦二人で楽しんで~なんてやっていると、すぐに35歳という高齢出産へようこそ!の地点にすぐ立ってしまう。
実際、6組に1組の夫婦が不妊治療をしていると言われていて、私のまわりでも実際に悩んでいるカップルがいる。
このリスクの原因ともいえる晩婚・晩産化は、女性の社会進出や子育てする環境が整っていない……ということが誠しやかに言われているけれど、本当のところは、社会人になるまでに「卵子が老化する」という知識を持ってこなかったからではないかと思う。
日本は教育の場で、この妊娠・出産について教えられる機会が少ない。
私の記憶では小学校高学年の時に女子だけなぜか体育館に集められて、恥ずかしいこととして人体模型を手本にコソコソと教えられただけだ。
あのとき、誰も卵子に寿命があるなんて教えてくれなかった!
仕事で就職相談に乗ることもあり、大きなお世話だが最近は「自己実現よりも卵子の老化」が大事かもと思っている。
20代であまりに「自分磨き」や「キャリア」ばかりを追い求め、卵子の老化に気づいていないキャリア女子は多いと思うし、実際、私もそうだった。
変化の激しい時代では「いつか結婚」「いつか子供」と先延ばしにしている女子が多い。だけど、「産み時」を知らなかった!というのは余りにも不幸だ。
「産み時を知って、産める時に産む」というのも、女子のライフキャリア戦略の一つと考えたい。