最近、20代女子で結婚後も働き続けたい女性が増え、7割以上が「仕事と家庭を両立したい」という結果が出たというニュースサイトの記事をみた。

うん、うん、わからないでもない。これだけ世の中的にワークライフバランスがもてはやされて、「ワーキングマザーが一番カッコイイ」なんて、謳う女性誌も出てきたから、その影響も大きいのだと思う。

未妊女子にしてみると、結婚して、子供もいて、仕事もしてと、女子のライフステージを謳歌しているワーキングマザーがかっこいいということか。

 

でも、ちょっと待て。ワーキングマザーの実態はぜんぜん格好よくないぞ。

 

時短をとっているという理由だけで、産前と同じだけ実績を上げても評価が低くなったり、フルタイムに戻してもあまり残業できないから成果を上げられない、だから、家に持ち帰って仕事をしたり……。

一方で子どもは24時間で体調も感情も変わるし、親の適当な態度を見破るので、それなりに真摯さが試されるシーンが一日のなかでもかなりある。

だから帰宅後、育児のために家事が思うように進まず、深夜にずれ込んだり、もしくは翌日早朝対応したり、と24時間を秒刻みで働いて、揺れて、疲れている母が多いのが現実だろう。

ましてや旦那は残業で家事育児をしてくれないから、全部自分がやっているなんていう、両立母もいる。まったく「バランス」なんてとれやしないし、精神的にも体力的にもギリギリの日々も多くいる。

 

私の実感として、会社で第一号の産休・育休取得者になって、復職後は「ワーキングマザーがこんなに大変だなんて、誰も教えてくれなかった!」と叫びたい日々だった。

それでも、子どもが大きくなって余裕が出てきたり、折り合いをつけながら、「良い加減」にすることで自分のバランスがわかってきた。それが続けられる秘訣の一つでもあると思う。

 

そう考えると家事がおろそかになっていたり、化粧をせずに通勤してしまったり、保育園の送迎時に子どもが言うこと聞かず怒髪天ついていたとしても、ワーキングマザーが仕事に子育てに頑張り続ける姿は応援したくなる。

 

ワーキングマザーは見た目も精神的にもキラキラしていない(内面はドロドロだと思う)。でも、人生を目一杯頑張っているということをカッコいいというのであれば、ワーキングマザーがカッコいいというのは一理あるかもしれない。