皆さん、こんにちは!
川島みゆきです。
お盆をいかがお過ごしでしょうか?
九州では新型コロナウィルスの感染だけでなく、
現在、大雨での被害も拡大しているようです。
様々な情報を聞いたり映像をみると、不安や心配に
感じたりするかもしれませんが、
皆さんが安心して、安全に
過ごせていることを創造しています。
そのように地球のエネルギーが
激しく動いている中、
明日は、終戦記念日を迎えます。
今年で76年が経ちます。
私が長崎という被爆地に
生まれ育っていなければ、
そして、被爆2世でなければ、
もしかしたら、
私も第2次世界大戦というものが
過去の歴史として知ってはいても、
他の多くの歴史からの経験と同じように、
自分にとって、特別なものには
感じていなかったかもしれません。
毎年、8月になると色々と思うことがあります。
「今、私は、この当時の方々が残してくれたものを
大切にできているだろうか?」
「この戦争という経験から学んだことを
活かすことができているのだろうか?」
「この当時、未来を生きる私達のことを思い、
命をかけて守ってくれた方々に
恥ずかしくない、
堂々とした生き方ができているのだろうか?」
いろいろな感情や思いとともに、振り返ります。
日本は、世界で初めて核兵器が使われた国であり、
私の故郷、長崎もその標的となりました。
原子爆弾で亡くなった以外にも、残留放射能の影響で
わけがわからないまま、白血病などの病気に苦しみ
亡くなった方もたくさんいらっしゃいます。
先日、NHKで、原爆の初動調査のことについての
番組が放送されました。
原爆が投下されて以降、アメリカは、長崎で900ヶ所、
広島で100ヶ所もの地点で残留放射能を測定したり、
住民の血液を採取し、残留放射能の人体に及ぼす影響を
研究し続けていたそうです。
その内容は、私にとっては、まるで人体実験のように感じる
とてもショックに感じる言葉の表現もありました。
でも、ミシェルは、
本当に理想に感じる結果、
目標を実現するには、
現状からしか動けないと、
現状把握の大切さを話します。
だとしたら、
誰もがイキイキと調和に溢れた世界で生きる
「ハーモニープラネット」で表現している世界を
実現するのであれば、
今の現状からしか動けないわけなので、
この歴史の事実から
目を背けたり、耳を塞いだりせずに、
実際、どうであったのかを、
色んな感情を感じながらも、
自分の中で一つひとつ直面しながら、
最後まで視聴することにしました。
その中の話のひとつに、
爆心地から離れた地域であるにも関わらず、
爆心地よりも遥かに高い放射線量が
確認されていたのだという話がありました。
爆発直後、放射性物質の
90パーセントは空気中にあり、
小さな粒子が風にのって浮遊しており、
風化であれば、数キロ離れた場所でも
命を脅かすような放射線の影響が
出ていたでしょうと。
そして、それらの情報すべては、
原爆を開発した科学者たちは
当時から正確に把握していたということでした。
では、なぜ、その地に住む人達に
未だにそこのことが知らされていないのでしょうか?
それは、残念ながら、
政治的な理由で、
長年、隠蔽され続けていたからでした。
当時、この調査、研究に関わった科学者たちは、
その真実の事実を知りながら、公式の報告書では、
「放射能は認められなかった」と嘘の報告をしていたわけです。
そもそも、アメリカの調査団の任務というのは、
『放射能がないことを証明することである』という、
結果ありきでの調査だったのです。
また、日本でも同様に、
この調査結果を知っているにも関わらず、
大勢の日本人がパニックを起こさないように、
残留放射能の存在をないものにしていました。
だからこそ、
残留放射能の影響で白血病を始めとする、
様々な病気で亡くなったのだとしても、
存在しないとしているものを原因にはできないので、
結局、原因不明ということになるわけです。
残留放射能が人体に与える影響を危惧していた
都築正男医師という方がいらっしゃいましたが、
その方の言葉が、私は、すごく響きました。
「問題は政治が先か、
人道が先かということ。
結局は人道が政治に押し切られてしまった。
広島・長崎に何万という被爆者がいる。
毎日何人も死んでいってる。
その人々を助ける方法があり、研究もでき、
発表もできるにもかかわらず
占領軍の命令によって禁止をして、
この人たちを見殺しにするとは何事か」
さて、76年たった今、当時の方々が経験した
様々な苦しみや葛藤、無念さなどの思いをつなぎ、
今を生きる私達は、この歴史から学び、
真の真実から生きることができているのでしょうか?
現在、世界中に新型コロナワクチンが広がり、
まだ、各国とも、終息がなかなか見えてこないところですが、
私達は、本当に真実の情報を
知り、受け取れているのでしょうか?
もし、私達がこの歴史から学んでいなければ、
76年前の残留放射能と同じように、
あの当時、新型コロナウィルスについて、
ここまで分かっていましたと
後々、聞くことになるかもしれません。
ただ、それがどうであっても、
すべての人の奥にある意図は、
必ず肯定的なものでしょうし、
そこからの行動も、
自分が考えられる範囲で、
ベストを尽くしていることには、
間違いはないと思います。
ですから、情報が十分では無いように感じる中で
何かを決めるときに、今、私達ができることは、
未来から、今の時期を振り返った時に、
あの時、自分自身が堂々とこの選択をしたのだと
責任をもって言えるほどの
実感から選ぶことだと思います。
国のせいや誰かのせいで決してなく、
自分の周りの真実を生きるのではなく、
自分の内側の真実から矛盾なく生きることだと思います。
最後に、終戦記念日にあたり、
戦争に勝ったにしても負けたにしても、
当時の世界中の人々が、
今の私達には想像もできないくらいの
たくさんの悲しみや苦しみや痛みを負った経験を
大切に扱い、 私達が、今、あることに
心から感謝し、今を生きたいと思います。
本当にありがとうございます。
川島みゆき