
買ってきたばかりのダイヤミルを箱から取り出し、豆を挽いてみる。
1杯を挽くのにやたら時間(約2分)が掛かると思った人はいないだろうか?挽き終わって引き出しを開けた時、右に貯まった粉の量と左の量と全く違うと感じた人はいないだろうか?
販売店で、ミルを分解したことがある人はいったい何人ぐらいいるのだろうか?何人ぐらい“待てよこの歯のプロフィールは間違っている”と、感じたのだろうか?
そう!このミルの向かって1番右側のブレードに付けられた歯のプロフィールは完全に間違っている。
真ん中の固定された2つブレードのプロフィールが真逆なのに対して、1番左側のブレードと対面した右側は、回転方向が同一なのにプロフィールが同じではどう考えてもおかしい。
また、スクリーン(外径)の大きな豆はブレードに弾き返され、内部に入って行けない。
これは、真ん中の固定された2つブレードの豆が入って行くクリアランスが足りない為に起こる。これでは挽けない訳だ。
時間の余裕がある人はよいが、まずこの部分(2点)を直さ(チューニング)なければいけない。しかし、チューニングするには大変な労力を用いなければならない。もちろん道具も必要である。
さて、挽いた粉の状態はどうだろうか?
両軸受けの為、粒度の揃いは数ある手挽きミル中でも最も良好と言えるのではないか。粉のカット面はかつてのザッセンより劣るモノの通常に使っていて問題ない領域。
カット面を良好にする事や微粉の量を減らす対策は、やはりチュ-ニング(歯が豆を潰して行く方に角を付け、シャフトの方も鋭利に研ぐ)を必要とする。
と言う事でチュ-ニングしなければ労力ばかりを費やす事になる。
Shopの高性能ミルで挽いてもらった方が良いか?フルチューニングを施したダイヤミルを使った方が良いか?判断はあなたに任せる。
写真はフルチューニング版。