注入の練習に鉢植えをドリップ変わりに使うと、面白い体験ができる。植物が植わっていない方がよりやりやすいが、色々な土の状態のモノに注入を試みると大いに役立つ事が解る筈である。コーヒー抽出時の湯温やメッシュを変えたとき、しみ込みが変化する。その対応に応用が出来るようになる。特に、鉢植えの植物が枯れてしまい放置され固まった状態のモノに、最小量の水(下に水が漏れだしたら終了する。)ですべての土に染み渡らせる事が出来る様になれば、ドリップ抽出の理論・技術は飛躍的に向上しているはずだ。
勿論、その技術をドリップにそのまま流用する事はナンセンスであるが、流量のコントロール・しみ込み方/染み込ませ方は流体をしっかりと理解していなければ、鉢植えの水やりもコーヒーの抽出もどちらも出来ていないと思って良い。
 試しに鉢植えで試してみよう。水を補給して半日も経たないうちに乾いてくるのであれば、失敗している場合が多い。
植物が植わっていないのならば、補給後、すぐに土を崩して確かめてみれば欠点がよく解る筈である。