煎茶の抽出に氷抽出なるモノがあるが、氷で抽出は出来ない。固体である氷の分子は動かないからである。実はこの方法、お茶っぱの上に氷を乗せ、徐々に溶解した冷水で抽出するというもの。紛らわしい名称である。
超低温でゆっくり抽出したお茶は、甘みが強く、渋みを感じないと言うモノである。実際に験した事はないが、理論上からは正しくもあり、間違っているモノでもある。
まず、お茶の質(含有成分)によって大きく異なると言える。やはり、上等なモノでなければいけないのではないか。
それから、茶葉と抽出量!通常の割合では殆ど成分が溶解されないはずであるから、良質の茶葉をたっぷり使って少量を抽出する。何とも贅沢な1杯なのである。
 コーヒーの水出しハンドドリップでも、やはり通常の割合では成分溶解量が少なすぎるので、沢山の粉を使いゆっくり抽出する贅沢な1品である。
この贅沢な水出しハンドドリップコーヒーをスポンジケーキに焼き込むと、コーヒーの香りが活かされたまま焼き上がる。
以前はモカ(抽出器)を使ったり、エスプレッソマシンで抽出したコーヒーを熱凝縮させたモノを焼き込んだりしていたが、
やはり、抽出時とケーキを焼くときに2回~3回高温にさらされるのと、ケーキを焼く1回のみ加熱するのでは明らかな違いが出た。
特にコーヒーの場合、加熱を最小限(豆によって値は異なる)に止め於く事が、美味しく飲食する秘訣でもある。