豆を計量するとき多くの人がメジャーカップを使って計量する。
Shopの中にはバネばかりを使っているトコロもある。
どっちが正しくはかれるだろうか?
 重量だけを考えれば当然後者のはかりの方が正確に計れる。
コーヒー豆は焙煎の仕方によって体積と質量の割合が変わってくる。
◎豆1粒を取って考えてみよう。
★生豆の状態では
 o 豆によって成分量に違いがあり、体積/重量が違う。
 o 生豆の状態でも時間が経過するに従って成分が蒸発したり、逆に空気中の水分を吸ったりして体積/重量が変わる。
 o 粒の大きさや形も違うので豆を体積を測った場合は空間に違いが出来きる。
★焙煎豆
 o 豆は焙煎中に成分の蒸発によって質量が減少する反面、組織の体積は拡大して行く。特に、ハゼ行程経ると大きく変化し て行くが変化率は一様に表すことが出来ない。
◎メジャーカップについて考えてみよう。
 oドリップの場合は1cupの抽出に10g使うと表現され、メジャーカップの1杯分が10gになるようになっている。
 というのは“メジャーカップについて考えてみよう。”で書いたことと矛盾がすでに生じている事に気付かれたことだろう。
 メジャーカップはシティーロースト(中煎り)豆を使ってすり切れ1杯分が大凡10gとなる様に設定されている。
 ミディアム ロースト以下の豆を計量すると大凡13gぐらいに、逆にフレンチ ロースト以上の豆だと8gぐらいになってしまう。
 oメーカによって容量が違う。対抽出器具によってメーカー側は粉の粗さを指定したり1杯分の容量を指定したりするので、 器具の特性が変わるとその指定容量が変わってしまうわけである。
以上が重量と体積の主な関係。
また、ホールorパウダーどちらの状態で計る?
ホールからパウダーに挽くとき粒度によって容積率は変化してしまう。
このことから考えるとどうやら秤で計量した方が正確な数値が出るのではないか。
しかし、重量の数値が同じになるだけであって同じテイストになるわけではないし美味しいコーヒーになるわけでもない。
あくまでもテーストを基準に考えなければ美味しいコーヒーには到達できない。
同じように見える豆でも含有する豆の成分量が全く異なる事は良くあることなので、1度、淹れてみてその評価によって量を増減させなければならない。
メジャーカップで量ろうが、秤で計量しようがテイスティングがしっかり出来ていれば全く問題とならない。
逆に、味の判断が付かなければメジャーカップだろうが、秤だろうが数値が同じになったという安心感しかもたらさない。
特に、ドリップの場合はこれが顕著に表れる。