示している数値は本当に正しいのだろうか?
 計器にはそれぞれに特性・特徴があり、“誤差・タイムラグ・応答性”や読み取りの時の誤差と言ったモノが必ず存在する。
自身で使っている計器類のそれぞれを把握しておく必要がある。
また、それぞれの計器に示された数値は重要なパラメーターの一部ではあるが、数値だけを追いかけてしまうと、時に大きな過ちを起こす。読み取りの数値は、人間がこうであろうと予め設定した概念に基づき、設置された計器より入力されるモノであるから、その概念自体に間違いがあれば、すべてに狂いが生じる。
他、計器の掃除や交換した場合は前と違った値を示す場合が多いので要注意である。

★焙煎機付属の機器
 ☆焙煎機に付属している計器温度計や温度計はセンサーを取り付ける位置・深さによって示す値は大きく違う。

 ☆微圧(ガス圧)計を合わせる場合は、指針が動きのある時に合わせる。
針を1回止めてしまうと、微圧計のセンサー部分は静止摩擦が大きくなり、微調節を行っても全く動じない事は良くある。
少しのバルブ開閉に対して応答性が悪く、指針が示す値とガス圧とにズレが生じる。

 ☆ダンパー開閉度の目盛り
ダンパー開閉率と風量は比例の関係出はない。ダンパーの周辺では気圧に変化が見られる為、開口面積と風速によって決定される風量は一定の係数では乗算・割算出来ない。

★部屋の置く室温計・湿度計・気圧計
 ☆設置場所によって示す値は大きく違う。また、エアコン設定温度と実際の室温とは大きく違う。

★抽出器具の
 ☆湯温計・計量カップ・コーヒー器具にプリンされたメジャーには誤差がある。また、読み取る角度によって数値は違って見える。

 などそれぞれ実際とは異なった数値を表示したり、読み取ったりする為、1つのパラメーターだけに頼らずに複数の動的ファクターに注意を払い常に妥当性のあるモノを探して行く。
特に、人が持ち合わせている機能(センサー)全部を機械的に検出・解析させるには莫大なコストがかかる為、人に備わっている機能は最大限に利用する事が望ましい。