今回のテーマは、
生活の中にある、あるいはあった様々な暗示とトランス状態についてです。
私が小学生の頃の体験です。
当時は、まだがまの油売りという万病に効く薬を
町中で売っていました。
お祭りの時にも、あったような気がします。
がまの油売りをしている人が、
口上の後、
周りに取り囲んだ聴衆に向かって、刀を取り出し、
その刀で自分の腕を切り、血の出た腕を見せた後、
その油を付けると、その血が止まっていました。
私は、何度かそんな場面を
おもしろがってみていたのですが、
あるとき、
がまの油売りが、見ていた私を指して、
「こちらにきて」と言いますので中央に寄りました。
そして、がまの油売りが、体験者になってといいました。
そのときの彼の言葉をよく覚えていませんが、
私に向かって「勇気がある」と話し、
私の気分を乗せてくれたことを覚えています。
彼が、その油を私の腕に塗って、
その後、刀で私の腕スーッと切りました。
実際に、傷はできましたが、血が出てきません。
さらに、その傷もすぐに消えてしまいました。
それを見ていた聴衆の何人かは、その油を買っていきました。
この油を買って、
効果のある人、ない人が、当然いたと思います。
(万病に効果があるとの効用は別として、
問題によっては、その人の特性との組み合わせで、
効果のあった人もいたと思います)
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