<続き>
歌舞伎に、「見得」を切る仕草があります。
この演技からの仕草は、動きの流れから、
一瞬、動きと呼吸の止まるポーズをつくります。
大げさな仕草をつくります。
「きめた」、「きまった」という姿でしょうか。
私は、生の歌舞伎を直接見たことはなく、
テレビで見たくらいですが。
見得を切る仕草は、外人が見たら、かっこをつけていると、
みえるんでしょうか。
(それがいいと感じる外人も多いかもしれませんが)
この仕草や動きは、
自分や相手を意識した仕草で、
動きの流れを止めて、
形の決まったかっこよさをつくります。
(このときは、非常に自信がある姿です)
この「きまる」仕草の瞬間の呼吸は、
止まるか、それまでと異なる力強い呼吸です。
この仕草と呼吸で、観客が引き寄せられます。
(受け身で緊張する仕草と反対の状態です)
この方法は、心理療法の中でも活用できる方法になります。
具体的には、
自信のない人が、自信を持つために行う呼吸や仕草につながっています。
この方法を、ここでは、人格転換法とも言います。
(ただし、自他を意識するコツがありますが)
<続く>