カナダ留学記ーHarmony Log -13ページ目

カナダ留学記ーHarmony Log

バンクーバー・ブリティッシュコロンビア大学の商学部に進学したビジネス生徒のブログ。学生生活で感じたこと、経験したことが中心。

毎週土曜日の夜(日本時間の日曜日の午後)は必ず更新する予定だが、それ以外にも思いついた時に書きたいことを書くかもしれない。

LINEで高校の同級生たちとつながっているのだが、高校時代と全く変わらず接してくれる個性豊かな人たちで面白い。LINE上のやり取りが日常会話と変わらないから、まるで高校に戻ったかのような感覚を覚える。今日トークを見てみると、年末帰国する人たちが同窓会の日程を決めていた。

人とつながるための道具が便利になる一方で、私はその代名詞ともいえる携帯電話を嫌っている。ここ最近携帯に関してのうっぷんがたまっているので少しグチらせてほしい。

テキストメッセージでやり取りをすると、電話なら5分で終わる用事が1時間もかかる。これは昨日の話だが、こんなやり取りをした。
「明日暇~?」
「暇っていうことはないけど、どうしたの?」
「明日ロビーで勉強するんだけど、一緒に勉強しない?」
この会話、相手の返事を待っているのでこのやり取りだけで10分以上かかる。電話なら十数秒で終わる会話が、だ。もどかしいから電話に切り替えてほしいと思う私はせっかちだろうか。

使用料金が高いのも困る。毎月私の二週間分の食費が持って行かれる。(しかもなぜか追加料金が取られており、昨日それについてのメールが届いた。詐欺だっ!!と叫びたい。)電波を飛ばしているだけなのになぜこんなに高いのか。調べたところ、カナダは大手3社が携帯市場を独占しているため、値段が吊り上がっているのだそうだ。もっとも、日本の携帯会社で学割など無しに契約するのと同じくらいの値段だと思う。

メッセージでのやり取りに時間がかかったり、料金が高かったりするのは仕方がないとして、さらにストレスがたまる原因となるのがカナダの携帯マナーの悪さである。日本でも携帯のマナーがなっていない、という声が上がることがあるが、UBCキャンパス内に比べれば非常に行儀がいい。

授業中に携帯電話がピロリ~ンと鳴ると集中力がプチンと切れる。しかも、一回ならまだしも、クラス中の人が携帯の電源を付けたままなので、一回の授業につき必ず2,3回は音が鳴る。授業中は電源を切るかマナーモードにしてほしい。常識だと思っていた私がどうやら常識外れだったようだ。

キャンパス内を授業の合間に移動していると、必ずと言っていいほど携帯の画面を見ながらうつむいて歩いている人とぶつかりそうになる。精一杯よけているつもりなのだが、人がごった返しているのでよける場所も限られている。特に雨の日だと傘をさしているのでさらにスペースが狭い。しかも周囲がよけるのが当たり前、みたいな顔をされるとテンションが下がる。

「ながらスマホ」に加え、最近こわいとおもうのが宙に向かって突然しゃべり始める人たちである。イヤホンマイクと携帯をつないで電話しているらしい。はたから見れば突然しゃべったり笑ったりする危ない人たちだ。イヤホンマイクを使って電話する人たちの視線は「心ここにあらず」という風に見える。携帯電話は人を現実から切り離すのだと感じた。


そしてこれだけ批判しておきながら、実際問題携帯がないと週に一度くらいのペースで困るというのが悔しい。さらに言うと、批判したくなる自分の器の小ささが嫌になる。




*ストレスがたまると甘いものが食べたくなる。

ういろう


ういろうを作ってみた。少し落ち着いた。明日はもう少し大人な自分になれるだろうか?

最近日が暮れるのがとてつもなく早い。

遠き山に日は落ちて


私が住んでいる寮から見える海は湾になっていて、向こう岸には山がある。日が暮れるとき、運が良ければ山が燃えているように見える。この間友人と話していたことだが、こんなに美しい風景を毎日楽しめるのは幸せなことだ。このオーシャンビューは大学の寮に住むおまけのようなものなのでとても得をした気分になる。

自然の変化と言えば、こちらの木々はもうほとんど葉を落としてしまった。二週間前までは毎日のように巨大なヘアドライヤーのような機械を持った作業員さんたちが一生懸命葉っぱを吹き飛ばして一か所にまとめていた。当たり前だったこの光景を見なくなってしまったことで、よりいっそう冬の到来を感じる。

週3、4回出掛ける海辺もだんだんと景色が変わってきている。葉っぱが落ちたことで森により光が入るようになり、海岸までの階段の道のりが明るくなった。同時に、ウォーキングするときの息が目に見えて白い。汗もさほどかかなくなり、運動に快適、という気候を通り過ぎてすこし寒くなってしまった。それでも決まった日に欠かさずウォーキングするのは、心拍数を上げると気分がよくなるからだ。自然や自分の体の変化を観察するのも楽しい。最近は引き潮の時間を狙って出掛けている。

私は将来つまづくとしたら健康面ではないだろうかというほどのインドア派なので、課題に追われていても絶対に運動は欠かさないと決めている。

日中体温をちゃんとあげているおかげか、最近は目覚ましがなくても朝5時くらいに目が覚めるようになった。寝る前に30分ほど瞑想しているのも寝つきがいい理由だと思う。友人と話しているときに生活習慣の話になると、「瞑想してるよ」と話した時点で相手が感心したような、あきれたような表情になるのが不思議だ。私にとっては本を読んだり料理をしたりするのと同じような感覚なので、周囲と自分の温度差が面白い。もっともこうやって自然とできるようになるまでには数か月かかっているので、その間費やした労力を考えると「不思議ちゃん?」と思われるのも仕方がないのかもしれない。

そういえば私はこのブログのほかに手書きで日記をつけているのだが、一番初めの日付を見たらちょうど11月のはじめのころだった。この日記には将来の夢や理想の生活、自分の信念など、自己啓発に関する全てを記録している。昨日読み返してみたのだが、一年間でかなり成長したような、そうでもないような、不思議な感覚だ。

自分の成長を記録し始めてから二度目の冬が来る。そろそろ来年の目標を決めるころだ。

今日は幸せなことが三つもあった。

一つ目はなんとも単純だが、朝ごはんにフレンチトーストを作って食べた。卵を贅沢に二つ使って、ストップをかける親と妹がいないのをいいことに砂糖を多めに入れて作った。パンが柔らかいものだったせいか、出来上がったトーストはケーキのようにふわふわだった。一口食べて、あまりのおいしさに思わずにやけた。せっかくカナダに留学しているのにメープルシロップを買っていなかったのが少し残念だ。あまりにもおいしかったため写真を撮りそびれたのも少し後悔しているので、また近いうちに作るつもりだ。

二つ目は勉強方法について。一日中勉強しても疲れない方法を発見した。ある研究によると、52分勉強した後、17分の休憩をとるのが一番効率がいいらしい。私はこれに「Pomodoro technique」という、タイマーを25分にセットして勉強する方法を組み合わせ、50分と15分の休憩でうまくやっている。15分休憩では集中力が必要な仕事を避け、部屋の片づけをしたり、コーヒーを淹れたり、洗顔したり、瞑想したり、シャワーに入ったりと気分転換をする。本を読んだり、ネットサーフィンをしたり、次の課題の準備をしたりはしない。

今日は5時間勉強したが、まだあと4,5時間は余裕で勉強できそうだ。高校時代にこの方法を見つけていたらなぁと思った。長時間勉強しなければならない受験生にお勧めの方法である。

三つめはヴァイオリン。ツィゴイネルワイゼンがだいぶ弾ける様になった。昔弾いた以来手を付けていなかったのでほとんど忘れていたが、弾けなくなったのが悔しかったので本気で練習した。滑らかさには欠けるが、音程はほぼぴったり合うようになった。うまくいく瞬間がとても幸せだ。

幸せを感じる瞬間を大切にすると、充実した一日になる。
十一月、もう一週間が終わってしまった。時間がたつのがあっという間で、何か大切なことを忘れていやしないかと不安になる今日この頃。

明日提出の数学の週課題がやっと今終わった。UBCでは「Web Work(ウェッブワーク)」と呼ばれているこの数学の課題だが、私は毎週これをこなすのに6~8時間かかる。私は毎週水曜日に始まるこの苦難を個人的に「WW」と呼んでいる。

ちなみに読み方は「Web Work」ではなく「World War」である。今週は8週目だったので、第八次世界大戦だ。不謹慎を承知で書いているけれども、そうやって冗談にでもして笑い飛ばさないとやってられないくらい難しい。

「忙殺される」という言葉の意味を初めて実感している。バカロレアの最終学年の一番忙しいときと同じくらいの課題の量と宿題がノルマって、どういうことですか(  ゚ ▽ ゚ ;)

具体的にいうと:
1.ENGLISH 112の論文。10日後に下書き提出だが、前回提出したものが月曜日にやっと返された。たった300単語から2000に膨らませないといけない。10日で。無茶振りでしょう、教授。
2.COMM 101 プレゼンの準備。これも10日後。
3.COMM 101 最終課題、マインドマップを描くこと。これが成績の15%に値するのだから相当しっかりやらないといけないだろう。
4.数学週課題その1。オンライン上で提出。難易度高で、解けない人がフェイスブックで悲鳴を上げるのが日常茶飯事。
5.数学週課題その2。来週の授業で提出。これはちょっと楽。
6.数学の中間テスト勉強。$60払えば詰め込み教室に参加できるが、足元を見た値段なので行かない。自習するほかなさそうだ。

サマータイムが終わったら「一時間追加でゆっくり寝られる」と喜んでいた自分を諭したい。一時間早く起きて勉強する時間にあてるんだよ、と。来週の水曜日はまた中間テストだ。海外の大学はどこも毎週中間テストがあるのだろうか。いっそのことまとめてほしい、と書いたのはもう何週間前のブログだっただろうか...。

いろいろやることがあるが、かろうじて睡眠時間は削っていない。これは自分のポリシーだ。食事の時間は著しく減っているが。炭水化物ばかりになっているのがとても不服だが。

これだけ課題があると、「よし!一つ終わったからちょっと遊ぼう!」なんて悠長なことは言ってられない。むしろ「よし、次何があったっけ」と考えていかないと徐々に首が締まる。気分の切り替えが素早くできるようにならないとシャレにならない、ということで少し練習もした。今まで気分転換に数時間から数日かかっていたところを徐々に縮め、今は大体一分から十五分で切り替えができるようになった。お茶を一杯淹れて飲む時間で何とか回復する。授業が少ない火曜日と木曜日、それから土日祝日は海岸に向かう階段を3往復して(片道478段)、約一時間体を動かして頭をからっぽにする。その日の予定が早めに終わった日は無理やり一時間ヴァイオリン練習の時間をねじ込む。授業の合間の一時間で食器洗い、洗濯、部屋の片づけを何とか終わらせる。寝る前に30分ほど瞑想する。

人間は切羽詰まると力を開発するらしい。