おととい非常に不快で嫌なことがあったので、二日ほど落ち込んでいたがだいたい復活した。それから、そのこととはまったく関係ないのだが、しばらくはテーマを分けずにブログを書こうと思う。
さて、今日はいい一日だった。特別なことなど何もなかったが、授業が終わって寮に帰る途中で聞いた会話がとても明るい気分にさせてくれたからだ。
小学校低学年くらいの男の子が同じ道を歩いていたおばさんと会話していた。少年は長男で、両親が弟ばかり気にかけるのが気に食わないらしい。「お父さんもお母さんも二人とも好きにならなきゃね」というおばさんの助言から察するに、少年は両親のどちらかが弟を贔屓していると感じているのだろう。口をとがらせて拗ねている少年がかわいかった。幼いころの第一子と第二子の確執は万国共通らしい。
もう十年以上も前の話だが、私にもそういう気持ちがどこかあった。第一子の性分というのか、どうしても妹のほうが自分よりも優れているように感じていた時があった。今なら断言できるが、私よりも妹のほうが苦労していると思う。少なくとも、第一子と第二子を隔てる時の壁を常に認識して生きていくのは相当な自制心と精神力が必要だと思う。比べる相手が常に数年分の経験値を持っているなんて、私なら卑怯だと思う。年が近いとなおさらのことだ。もちろん成長して進みたい未来が決まった後は私はあまり気にならなくなったけれど、それでも嫉妬したりねたんだりした事実はあるので悪かったな、と今でもどこかで思っている。
少年が拗ねているのを見て、思わず「いやぁ、きっと弟さんも最初のうちはお兄ちゃんの背中しか見えなくて苦労するんだよ。」とさとしたくなったのは、経験者としてのおせっかいなんだろうな。もちろんそんなことが少年に通じると思わなかったから言わなかったけれども。
なぜだか、とても温かい気持ちになった。