突然ですが、喫茶店とカフェの違いをご存知でしょうか?



私もつい最近知ったのですが、

喫茶店」はお茶や軽食を、

カフェ」はお茶や軽食のほかにお酒も出すところ、

なのだそうです。



ただ、喫茶店でもお酒を出すところもありますし、

カフェでもお酒を出さないところもありますから、

かなりあやふやな定義ですねアセ



ちなみに「純喫茶」というのは、

純粋にお茶だけを出すお店なんだとか。

もう全然みかけなくなっちゃいましたけど。。




で、「喫茶」という言葉だけを見ると、

「煙草を吸えるお店」と勘違いされることがよくあります。

しかしこの「喫茶」というのは、

茶を喫む(のむ、と読みます)」ことを指しています。

よって「喫茶店」とは「お茶をのむ店」という意味に。



「のむ」という漢字は意外にバリエーションがあります。

「飲む」「喫む」「呑む」「服む」、そして「祈む」もあります。

茶や酒を飲み、タバコを喫み、薬を服み、そして神を祈む。

こんな風に、液体や気体を口の中から流し込む動作のほかに、

祈ることを「祈む」と表現したりもするのです。



「のむ」ことは、実はとても日常的であるのと同時に、

深い精神世界へ入り込むための行為だったのかもしれません。




話がそれました。



注目していただきたいのは「服む」という言葉です。

薬を服用すること、薬を口から入れる行為には、

「服む」という言葉が使われていたのです。



つまり、「のむことは身体を治す行為」だったのではと。

喫茶養生」という言葉はここから生まれたのではないかと。

あくまで私の推測ですけどね。




昔の人たちは「お茶」を薬として扱っていました。

この時代のお茶とは、現代で言うお茶と全く同じ緑茶のことです。

茶をのんで身体を治す、養生する、これが彼らの日常だったのです。



これは健康を保つためにお茶をのむ私たちの行為と一緒。

養生のために「のむ」、これを日常とするのは、

実は身体にとっても良いことなんじゃない?

ならばもう少し「のむ」ことに意識を傾けてみてはどうだろう?



効果・効能を意識して「きちんとのむ」ことを習慣づける。

そうすれば、きっといいことがあるような気がする・笑

そしてそして、健康と美がつながっているなら、

喫茶で美容とアンチエイジングだってできちゃうよいえー



長くなったので今日はここまでにします。




次は「のむ」ことで起こる心身への効果(私調べ・笑)や、

アンチエイジングや美容に良いお茶、

私が「のむ目的」で常備しているハーブなどについて書きますね。