小さい頃、シロツメクサのお花でよく花冠を作りました。
最近、そういう光景は見かけないけど、もう古いのかなぁ?

公園の空き地にたくさん咲いているのを見ると、
懐かしくていろいろ思い出してしまいますねクラムボンは笑ったよ





シロツメクサの学名はTrifolium repens。
Triが3、foliumは葉っぱで、「三つ葉」という意味になる。

でもときどき四つ葉のものがあって、
これが「幸せの四つ葉のクローバー」というものね。

なぜ幸せのシンボルなのかというと、

アイルランドの聖人、セント・パトリックが、
この三つ葉をキリスト教の三位一体(愛、希望、信仰)
に例えたのが始まりで、四枚目を幸福と説いたという。

クローバーのような三つ葉は英語でシャムロックと呼ばれていて、
アイルランドの国花にもなっていますねミツバ



ちなみに、お花が紫色をしている
ムラサキツメクサという種類もありますが、見たことありますかね?


家の周辺にたっくさん咲いているムラサキツメクサ。
葉っぱの形がシロツメクサとは少し違います。





英名はred cloverといって、
実はヨーロッパではよく知られるメディカルハーブのひとつなのです。
私も実際に何度か処方したことあります。

女性ホルモンを整えるため、いわゆる婦人科系の症状によく使われます。
他にも、血液浄化作用を利用して皮膚疾患に用いたり、
免疫賦活や抗がん作用などもあることが知られています。

こんなに可愛いお花に、
すごい作用が秘められているのですわきらきら



さてこのお花、ひとつのお花かと思いきや、
実は小さなお花がたっくさん集まって、お花の集合体を作っているのです花

写真を見るとわかるように、花びら一枚一枚が分かれています。
この小さな一枚でメシベもオシベも持つひとつの立派なお花キラキラ

たくさん集まって、お花をより大きく目立たせるようにしているという。
そうすれば虫が気付いて飛んでくる、
そして花粉を身体につけて運んでくれますハチ



なんだか人間と似てますよね。

ひとりだと何もできないけど、
人が集まれば何かを成し遂げることができます。

つまり、ひとりじゃ生きていけないってことcat

何かを成し遂げたいなら、
自分の周りの人たちに感謝することから始めることです。
そんな風に植物から学ぶこと、たくさんありますマルキラ☆