両親と姉、私とで1泊の家族旅行に行ってきました。
行き先は香川県の琴平。
金刀比羅宮(こんぴらさん)で有名なところです。
旅行先を決めるときに、「誰も行ったことのない県」を探していたのですが、
営業で日本各地を飛び回っていた父は全国をほぼ制覇してまして
じゃあ私も姉も行ったことのない四国という案が上がったのですが、
四国は父と母の新婚旅行の地。
でも43年前とは変わっているはずだし、新たな気持ちで訪れるのもいいかもよ
となりまして、香川県に落ち着いたのでした
琴平の駅前は、なんだか郷愁あふれていて、
田舎のおばあちゃんの家に来たような、そんな感じです。
宿泊は琴平温泉郷にある老舗旅館、琴平花壇。
なんと、両親が新婚旅行で泊まったお宿です。
お部屋はリニューアル、増築したけど、中庭は43年前と変わっていないらしい。
が、両親共に覚えているはずもなく・・・
フロント辺りは和風モダンで統一。
部屋から遠くの山々を見渡すことが出来ます
旅館の前は川が流れていて、風情たっぷり
前方に見える橋は神様が通る橋なんだとか。
こんぴらさんは石段が多いことで有名です。
奥宮まで行こうと思うと、なんと1368段も上らないといけない
大体の人たちは展望台のある御本宮まで行って引き返します。
そこまで行くのにも785段ありますから、結構体力必要ですわね
石段はずーっと続くわけではなく、少し上っては平地なので、
日頃から足腰鍛えている私的には全く苦ではなかったです
驚いたのは、結構年配の人が多かったこと。
皆さん、本当に健康で元気
私が覚えている両親のケンカは1~2回だけ。
もちろん2人の間ではもっといろいろあっただろうけど、
基本的には仲良しだと思う。
趣味も、見たいテレビも、行きたいところも違う2人。
うまくいっていることのほうが不思議なくらい性格が違う2人。
それでもこんな風に43年経っても仲良くいられるんだなぁ。
夫婦ってすごい
というか、私の両親ってすごい
汗だくで体力尽き果てた母の手を引いて、一緒に上ろうとする父。
43年前もきっとこうして手をつないで上ったんだろうなぁ。
展望台からは讃岐富士もキレイに見えました
天気がよければ瀬戸大橋まで望めるそうです。
ついついおみくじを引いちゃいました。
大吉でしたよこれが2015年だったらよかったのに~
帰りはすっかり日も落ちて、街灯がつき始めていました
無事に家族全員で御本宮にお参りすることができました。
次は奥宮まで行ってみたいけど、両親がついてこれないだろうなぁ
あと何回家族で旅行できるかな。できるだけたくさん行きたいな
父と母の娘でよかった。姉の妹でよかった。
家族の素晴らしさを改めて実感した、そんな1泊旅行でした