ゴールデンウィーク、最終日ですね。


前半は旅行へ。

いつもの那須塩原に連泊しました。


今回、影絵作家の藤城清治さんが100歳を

迎えたということで、藤城清治美術館に行く

ことにしました。



入館料大人2000円、子供1300円

(先生と同じ100歳以上だと1300円)と

やや割高かしら?と思っていましたが、


このお値段では安すぎる!


というのが率直な感想です。


一言では語ることは難しいのですが、

先生の思想や世界観にただただ圧倒された

と言っても過言ではありません。



帰宅後、藤城清治さんが手がけた本も

改めて読みましたが、ページをめくる度に

感嘆して息をのむのは初めての経験でした。


特にこの本。依頼から完成までに21年間も

かかっています。

奇跡の描写が繊細な影絵で描かれていて

何とも言えません。


100歳過ぎても現役として活動なさって、

90歳を超えても海外にスケッチに行き、

東北大震災の際は、防護服をきて原発の

姿を残そうとされていて、、、

私がそんなふうにいつまでも想いを持って

行動できるだろうかと考えさせられました。



前置きが長くなりましたが、当日の様子。

美術館への道。この季節新緑が眩しいクローバー


美術館入口。


美術館の中は写真撮影できませんが、

建物に入るまでの小道や教会は撮影OK


建物までの道にも影絵のモチーフが。


娘はポーズを真似ていました。


教会。こちらで結婚式を挙げることもで

きるそうです。


ステンドグラスが先生の作品。

夕方に来れば、光が長く差し込むと思う

ので、お席のところにも色が降り注ぐの

かもしれません(この時はガラスのすぐ

下の部分に色が映っていました)。


ゆっくり散策していると、小鳥のさえず

りや風の音が聞こえて至福の時でした。


建物入口に到着しました。


入口の扉もおしゃれ。


展示エリアは撮影できないのですが、

たくさんの作品があふれています。


子どもの頃に絵本で読んだ挿絵などもあり、

奥の方になるミニシアターでは、影絵の舞台

裏も見ることのできる作りになっていました。


舞台裏が実に面白くて、スクリーンに光を

どのように投影するか、一つの作品を作るの

にたくさんの装置が必要なんだと娘も感心して

いました。


いただいたパンフレット。展示室の様子が

少しわかります。


展示室の終わりには先生にお手紙を送れる

ポストがあったので娘が熱心にお手紙を

書いていました。


ショップの奥にカフェが併設されています。

ドリンクメニュー(全て550円)のみ。

新緑を楽しみながらのカフェは格別。


せっかくなのでテラス席にしました。


緑が眩しい!

出てきたドリンクが可愛すぎる♡


お手拭きまで可愛くて使うのがもったいな

いくらいでした。


ドリンクにはもれなくビスコフがついて

いました。成城石井でよく見かけます。

娘はそんなに好きではないのですが、

ちょっと口寂しい時に食べたくなるお菓子。


最後におトイレをお借りしたら、天井が

これまた可愛らしく。

帰り道も、森林浴しながらのんびり散策を

楽しみました。


那須塩原に行く時はまた訪ねたいと思います。

藤城清治美術館


まだ行ったことのない方はぜひ一度訪れて

いただきたいです。