昨日は、HarmonyA I の企画コンサートで活躍中の堀口憲一さんのリサイタルを聴きにいてきましたよ
皆さん、オーボエってご存知~?
木管楽器でクラリネットに似ているけど、もっと高音に張りがあって、
それでいて情緒豊かな音に哀愁を感じます

昨日のリサイタルは、彼が全て、企画し、演奏し、集客し、
彼が東京音楽大学を卒業して、渡独して勉強してきた集大成のようなリサイタルでした

Harmony A i のコンサートで何回か演奏していただきましたが、
一曲とか二曲で、彼の本当の素晴らしさが伝わらなかったかも・・・

ファミリーワクワクコンサートでは、子供達のために客席から演奏してくれたり、
実力がありながらも、なんでも対応してくれる柔軟性のある性格でもあるんですよ
ファミリーワクワクコンサートの時はこんな感じでしたが・・・

堀口憲一

昨日の堀口さんは、すべての実力を出し切った二時間近くのプログラムで、
息が長いオーボエを演奏し続け、
小柄で痩せている彼の体つきからは考えられない、
音楽家としての根性のようなものを感じました

バロックのバッハのソナタ
ロマン派のシューマンのロマンチックな曲
現代作曲家ヒンデミットのソナタ
休憩を挟んで、
フランスのサンサーンスのソナタ

そしてご友人たちと、
モーツアァルトのオーボエ四重奏
ラストは、テクニック的にも大変な、
ドラティのデュオ・コンチェルタンテ

そして、アンコールには、
恩師、宮本文昭さんの演奏で有名になった、
『風笛』


どの曲も素晴らしい響きと音楽性は失わず、
細い身体から素晴らしい音色が響き、
彼の音楽への執着心と愛からくる感動をいただきました

堀口憲一さんの今後の成長を心からお祈りして、
また『Harmony AI 』の企画コンサートにも出演していただこうと確信しました

私の友人でもある、彼の少年時代のピアノの先生とパチリ