ロシアとインドはとっくに脱ドルしていますがねえ、この記事は今更感がありますが、良いことですね。全てはシナリオの一部かもしれません。


(ブルームバーグ): インド政府はロシアとの2国間決済について、国際銀行間通信協会(SWIFT)国際決済ネットワークに代わりロシア中央銀行が開発したシステムを利用するよう同国側から提案を受け、それを検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
インドは、厳しい国際的制裁を受けるロシアから原油や武器を引き続き購入したい意向。ロシア側の提案には、メッセージシステムSPFSを利用するルピーとルーブル建ての決済が含まれるという。
最終的な決定は下されておらず、ロシアのラブロフ外相が31日から2日間の日程でインドを訪れる際にこの問題が議題に上る可能性がある。ロシア中銀の当局者が詳細を詰めるため来週インドを訪問する公算が大きいとも、この関係者は述べた。
インド財務省報道官のコメントは得られていない。インド準備銀行(中央銀行)に電子メールを送付したが、返答はなかった。

引用終わり


首相の意味不明な行動は
さておき


◆ロシアの石油を「ルピーとルーブル」で買い続けるインド


 このような中、今年3月14日のロイター電(ニューデリー)はインドのIOC(インディアン・オイル・コーポレーション)が300万バレルの原油を、制裁を受けているロシアから20~25ドル割引で購入したと報じた。

 続けて3月17日には、インドは制裁を受けているロシアから1500万バレルの原油を輸入する可能性があると、ビジネス・スタンダードが報じている。

 それによれば、取引はロシア通貨ルーブルまたはインド通貨ルピーで行われる可能性が高いとのこと。ドル以外での石油取引を、制裁を受けているロシアと行うという、凄まじいことをインドはやってのけようとしているのである。

 そうでなくとも、中国もロシアと「人民元」あるいは「人民元とルーブル」で取引しようとしている。

 ドルを使えなくなったことは、「ロシア‐中国‐インド」というアジア・ユーラシア大陸の縦続きの巨大なブロックを「脱ドル」経済圏形成に持っていくことに貢献していることを、岸田首相は認識してモディ首相と会談したのだろうか。

 以下に示すのはスウェーデンのV-DEMが調査した、世界の民主化度に関するマップだ。赤が濃い方が非民主的で、青が濃い方が民主的である傾向を示す。

明らかに「ロシア+中国+インド」はアジア・大陸の「非民主的=専制主義的」傾向の強い国の内の三大国家である。


抜粋引用終わり



プーさまとモディ首相は

大の仲良し

以前もロシアからの武器購入に自国通貨を使用しました。





ドル覇権の崩壊はもはや止められない