◆ロシアの石油を「ルピーとルーブル」で買い続けるインド
このような中、今年3月14日のロイター電(ニューデリー)はインドのIOC(インディアン・オイル・コーポレーション)が300万バレルの原油を、制裁を受けているロシアから20~25ドル割引で購入したと報じた。
続けて3月17日には、インドは制裁を受けているロシアから1500万バレルの原油を輸入する可能性があると、ビジネス・スタンダードが報じている。
それによれば、取引はロシア通貨ルーブルまたはインド通貨ルピーで行われる可能性が高いとのこと。ドル以外での石油取引を、制裁を受けているロシアと行うという、凄まじいことをインドはやってのけようとしているのである。
そうでなくとも、中国もロシアと「人民元」あるいは「人民元とルーブル」で取引しようとしている。
ドルを使えなくなったことは、「ロシア‐中国‐インド」というアジア・ユーラシア大陸の縦続きの巨大なブロックを「脱ドル」経済圏形成に持っていくことに貢献していることを、岸田首相は認識してモディ首相と会談したのだろうか。
以下に示すのはスウェーデンのV-DEMが調査した、世界の民主化度に関するマップだ。赤が濃い方が非民主的で、青が濃い方が民主的である傾向を示す。
明らかに「ロシア+中国+インド」はアジア・大陸の「非民主的=専制主義的」傾向の強い国の内の三大国家である。
抜粋引用終わり
プーさまとモディ首相は
大の仲良し
以前もロシアからの武器購入に自国通貨を使用しました。
ドル覇権の崩壊はもはや止められない