これは、メーソン候補者の写真です。儀式に続き、首に縄をかけられた状態で左胸をと左足を露出。入門候補者は、すべての物質的な所有物を剥奪され、奇妙で特異な衣服に身を包む。これには目隠し、ケーブル・トウと呼ばれる長さのロープが含まれる。
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この↑ツイートはリブログ先のリブログ先で紹介されていた記事の中のリンク先からみつけました。


ツイートが貼られていた記事です。



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前述の取り、フリーメイソンは元々中世の石工職=建築家である。よって、その彼らが作った秘密結社、理念は理神論他、という関連性からユダヤ人(イスラエル人)たちが作った「ソロモンの神殿」をモデルとしているという事には納得できると思います。


ソロモンの神殿は、聖書によってこう記述されている。イスラエル人がエルサレムのシオンの丘にソロモンの神殿をB.C 958年に着工され7年で完成したとされている。この最初の神殿はB.C586年に破壊されユダヤ人は捕囚され、バビロンに連れ去られる=バビロン捕囚
その後第二神殿の建築、破壊を繰り返されながらもユダヤ人の精神の拠り所である場所であり建築物であるのがソロモン神殿であった。


ご存知の通り、このユダヤ人のユダヤ教から派生したのがキリスト教であり、カトリックとプロテスタントが生まれ宗教戦争に・・・。また旧約聖書にあるがキリストの使徒12人のうちの2人はキリストの迫害後にノアの箱船が降り立ったアララト山(現アルメニアとトルコの境界線だが現在はトルコ領)に向かいアルメニアにて迫害を恐れながらも隠れてその布教活動を続ける=アルメニア教


しかし、7世紀に元々は貧困層の救済を説いたムハンマドによるイスラム教はその教えとされるコーランによると、ムハンマドは天使ガブリエルに導かれてエルサレムへ訪れたとされ、メッカ、メディナに次ぐ第三の聖地とされています。・・・


ということで、エルサレムには「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」「アルメニア教」の4つの聖地が存在し、その聖地を巡った争いが十字軍の遠征、その後のオスマン帝国による支配、イスラエル建国、その後の中東紛争の火種となっているわけです。

いずれにせよ、ソロモン神殿がフリーメイソンのロッジのモデルとされ、そこは世俗空間の中に超越神を迎え入れる為の神聖な空間であり、神との交流を内容とする儀式が執り行われる場所として位置づけられています。


この儀式自体が秘密であり、加入する際に執り行われる。この儀式には、キリストの復活を想像させる“死と再生”のシンボリズムを強調する。


まず、志願者は小部屋「反省の小部屋」に閉じ込められる。(ここで遺書を書かされることもあるよう)


そして、身に付けていた装飾品はすべて外す=貧富の差異がここでは意味を持たないことを表す。勿論武器も全てである。(※この部分・・・戦国時代末期の茶室で行われていた茶会の敵国同士の武士も茶会の際には刀を置くというセレモニーに似ている)


神聖なる空間で一人で自分自身と向き合う事で自己を知る。現在多くの外資系企業(googleなど)が取り入れているマインドフルネス瞑想などに繋がっているかと思われます。

この後、このような姿になる。


胸を出すのには、男性である証

目隠しには、“闇から光へ”を効果的に演出することであるが、視覚を奪う事で感受性や集中力を高める効果がある。

首に巻かれるロープは、仮に誓いを破ったら絞首刑にされても構わないという意味があるそうである。

その後に目隠しを外される=闇から光へ

また、その目隠しを外されるとその場にいる参加者が剣を自分に突きつけるという“衝撃”を演出することもあるという。




※親方位階の参入儀礼の様子

フリーメイソンを題材にしたと言われている映画“ダヴィンチコード”で描かれた、夜密室に集まった男達が怪しい儀式をしている・・・というシーンがありますが、まさにこのような演出をしているという事です。

その意味は、キリストの死と再生という事を演出することで、真理を追究するという理念を説くものである。これを知っている人が見れば、“あぁ参入儀礼ね、また新しく誰か入ったのね”と言われると思いますが、秘密結社であるが故、勿論その意味は外の人は知る術を知らない。それは、人々がオカルト的な発想をするのにもうなずけます。事実、18世紀以降フリーメイソンの陰謀というような本や新聞が多数出回り、一部では禁止、逮捕といった事もあちこちで起きていたといいます。いつの時代も陰謀論、オカルトが好きな性をもつのが人間なのですね。

引用終わり



1枚目の写真に関するYouTube