「なんで、これくらい分からないの?」
夫といると、
そんなふうに思うこと、ありませんか?
話を聞いてほしかっただけなのに、
返ってきたのはアドバイス。
ちょっと気にかけてほしいのに、
夫はいつも通り。
こっちは明らかに機嫌が悪いのに、
なぜか気づかない(もうっ!)
「普通、気づかない?」
「これくらい分かるでしょ」
私も、よく思っていました。
同じ家にいるのに、
夫とだけ、ちょっと遠い。
そんな感じ。
以前、
「夫が全然分かってくれないんです」
と話していた方がいました。
何を言っても反応が薄い。
欲しい言葉も返ってこない。
だからもう、
「何も言わないほうがいい」
「自分で何とかしたほうが早い」
そう思っていたそうです。
でもね。
お話を聞いていると、
「分かってほしい」という言葉の奥に、
まだ言葉になっていない気持ちが
あるように感じました。
そこで私は、
ご主人が何を言ったのかを
追いかけるのではなく、
「そのとき、
本当はどうしてほしかった?」
と、一緒にたどっていきました。
すぐには答えが出ませんでした。
でも、しばらくしてから
その方がぽつっと、
「言いにくいけど
ハグしてほしかった」
と言ったんです。
ああ、そうだったんだ。
怒っていたと思っていたけれど、
本当は寂しかった。
甘えたかった。
そばにいてほしかった。
ご本人も、
そこまで自分の気持ちに
気づいていなかったんですよね。
これって、
「夫は悪くありません」
という話ではありません。
夫の言葉や態度に傷つくことだって、
もちろんあります。
ただ、
「夫が分かってくれない」
だけを見ていると、
自分が本当は何を
欲しかったのかまで、
夫の中に
「置いてきてしまう」
ことがあるんです。
夫は、自分ではありません
近い人だからこそ
「きっと分かるはず」に
なりやすいけれど、
感じ方も、
大事にしていることも、
反応の仕方も違います。
だからこそ私は、
夫の答えを探す前に
一度、自分のところへ
戻る時間を大切にしています。
「私は、本当は
どうしてほしかった?」
今日もし夫に
モヤッとすることがあったら、
ひとつだけ、
そう聞いてみてください。
答えが出なくても大丈夫。
「腹が立つ」の奥から、
思ってもいなかった気持ちが
ひょこっと顔を出すことがあります。
「本当は甘えたかったんだ」
「本当は、大丈夫?って
言ってほしかったんだ」
そんな自分に気づくだけでも、
ずっとご主人に向けていた意識が、
少し自分のところへ戻ってきます。
夫婦って、
相手を分かるためだけの
関係じゃないのでね。
自分とは違う人と
一緒にいるからこそ、
今まで自分でも
気づかなかった自分に
出会うことがあるんです。
私がしている
「夫(自分)との結び直し」も、
そこから始まります。
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ご主人を変えるための時間ではなく、
ご主人との間で起きていることを入り口に、
「私は、本当は何を感じていた?」
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