チベットの高地を走る長距離列車の番組を見てました。
素晴らしい映像でした。
チベットの大空は日本の空と全く違う色でした。
日本の空は柔らかく、優しく全てのものを包み込むような
温かな空色です。曇っても雨が降ってもその上はいつもと
変らない穏やかに微笑む空色です。
お子さんのクレヨンの箱の中に「そらいろ」で
お行儀よく並んでいます。
チベットの色はもう少し大人の色です。
優しさというよりたくましさ、柔らかいというより強いです。
でも、冷たい色ではありません。強靭な精神力を底に
秘めているような静かで深い空の色です。
チベット仏教が持っている独特の雰囲気があの色の
持つイメージに重なります。
酸素の薄いところだから紫外線も強くてあの空の色に
なるのだから、人々の生活に密着している宗教に
反映するのは当然かな?と思いました。
日本の空の色が女性ならチベットの空色は男性的だと思います。
でもね、どちらもアジアの色です。
欧州の空の色とは全く質が違います。
それも面白いですね。
この番組を見ていたら宗教と天然の色とがリンクしていると
思えてしかたありませんでした。