寝不足でつかれていたので、バイトの後、友達を誘って温泉へ。
私の住んでいるところは地方なので、300円で手軽に露天風呂が楽しめる。(いいところでしょ)
温泉に到着し、服をぬいで浴室へ。
ここは露天風呂しかない温泉。寒くて寒くて仕方ない。
でも、私はマナーを守って体を洗ってから、浴槽へダイブ!
いい気分でいたのだが、ふと見ると友人が洗い場で体も洗わず、浴槽にもつからず、シャワーも出さずにたたずんでいる。
「どうしたの?」
と声をかけると・・・。
「ちょっと調子わるいから・・・あがるわ・・」
えっ?なに?どうしたの?
不思議に思ったが、私もまだ体が冷えひえだったので、浴槽で少しだけあたたまり上がった。
休憩室にも彼の姿は見えない。
玄関の外に、椅子に座っている彼が見えた。
「どうしたの?」
と声をかけると・・・なんだか口元からヒューヒュー言っている。
呼吸がうまくできないようなのだ。
話によると、彼はぜんそくもちで以前は発作でよく器官の一部が腫れて呼吸しにくくなるアレルギー体質なのだそうだ。
原因はよくわからないが、突然の発作で、呼吸できなくなり、薬を取りに風呂を上がったということだったらしい。
帰りは、私が車を運転して帰った。
しばらくしても彼は相変わらず口からヒューヒュー音をだしながら呼吸をしていた。
私はアレルギーなどの体質ではない。
しいて言うならば、毛虫に触れると蕁麻疹になるくらい。どちらかというとデリケートではない健康な身体だ。
少し彼が気の毒に思えた・・・中で、不謹慎にもダースベイダーみたいだとも思った。
にしても原因はなんだったんだ?
その答えは俺の中にあるのかもしれない・・・。