愛情 = 「愛」と「情」


同じ言葉の中に、

実は違う性質が共存しています。



「愛」は、

存在そのものを尊重するエネルギー。


・あるがままを認める

・相手を支配しない

・見返りを求めない

・離れても消えない

・不足から生まれない


とても静かで、広く、自由です。



一方で「情」は、

人間らしさのエネルギーでもあります。


・寂しさ

・執着

・情け

・守りたい気持ち

・失いたくない不安

・思い出や関係性への未練


温かさもあるけれど、

同時に「重さ」も含みます。



だから人はときに、


「愛している」と思っていても、

実は「情を手放せない」

だけのことがあります。


逆に、

情があるからこそ、

人間らしい優しさになることもあります。


つまり、

情が悪いわけではないのです。


ただ、

無意識の情は執着になりやすく、

意識的な愛は自由を与える。


その違いに気づけるかどうかが、

人間関係の成熟なのだと思います。



多くの人は、

寂しさを愛だと思い

依存を絆だと思い

執着を一途さだと思ってしまう。




だからこれからは

誰かを想うとき、


「この気持ちは、恐れから来ているのか。

それとも、自由な愛から来ているのか。」


そんなふうに、

自分に静かに問いかけてください。


その積み重ねが、

人との関係を、

とても純度の高いものへ

変えていくのだと思います。


「情」は人間を学ぶためにあり、

「愛」は魂を思い出すためにある。



そして人生とは、

情を否定することではなく、

情を通して愛へ還っていく旅なのです。






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